三菱ふそうトラック・バス(以下「MFTBC」)は7月21日、電気小型トラック「eCanter」2台を、四国名鉄運輸に納車したことを発表した。
四国名鉄運輸は、車種ごとに目標燃費を設定することによる省エネ運転の励行や、低公害車の積極的な導入など、「持続的な開発目標(SDGs)」を含めた環境に対する取り組みを進めている。この取り組みをさらに進展させるべく、ふそうブランドの電気トラック「eCanter」に注目し、四国地区で初めてとなる導入を決定した。
「eCanter」は従来のディーゼル車と比べ、走行音が静かで振動が少ないため、周辺環境への騒音対策と合わせ、ドライバーへの精神的・身体的な負担も軽減でき、労働環境のさらなる改善も期待されている。今回納車された2台の「eCanter」は、いずれも愛媛県松山市内での一般貨物の輸送に活用される予定だ。