名鉄運輸納入の5台のeCanter、東京都新砂支店を拠点に集配用トラックとして使用
三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:ハートムット・ シック)は3月5日、名鉄運輸株式会社(本社:愛知県名古屋市東区、代表取締役 社長:内田 亙)へ電動小型トラック「eCanter」5台を納車した。(坂上 賢治)
予てより名鉄運輸は、企業グ ループ全体で中期経営計画でも、社会的課題への取組みとしても環境負荷軽減に精力的に取り組んできた企業だ。そうした活動実績を前提に、今回、騒音が少なく、排出ガスゼロの電動トラックが集配用トラックとして選ばれた。
また電動トラック導入の利点はそれだけではない。従来のディーゼル車両に比べ、騒音や振動が極めて少ないことがドライバーが業務に携わる際の精神的・身体的な負担軽減に大変有用であるため、名鉄運輸では労働環境改善面での期待も大きいとしている。
名鉄運輸の内田亙代表取締役社長は「私たちが全社を上げて取り組む中期経営計画の重点課題として、企業としての社会的課題への取り組みがございます。
環境負荷が少ない車両を導入して利用価値を高め、さらに拡大することで地球環境保持に取り組んでいきます。また騒音や振動が少ない電気トラックの導入により、ドライ バーの労働環境改善にも一貢献出来ると期待しております」と話している。
一方、三菱ふそうの松永和夫代表取締役会長は 「CO2排出量削減とドライバーの皆様の負担軽減という大きな社会的課題を車両メーカーと、運輸事業に携わっておられるユーザー様とで手を携え取り組んでいけるということを大変嬉しく思い、またこの度、共に発表させて頂いたということ自体が大変意義あることだと考えております。加えて今後、こうした取り組みが日本全体に広がっていくことに期待を込めております」とコメントしている。