NEXT MOBILITY

MENU

2023年7月12日【一部改良】

スズキ、ワゴンRスマイルの仕様変更と特別仕様車

NEXT MOBILITY編集部

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ワゴンR スマイル 特別仕様車「HYBRID Sリミテッド」。

スズキは7月12日、軽乗用車「ワゴンRスマイル 」を一部仕様変更すると共に、特別仕様車「HYBRID Sリミテッド 」を設定して28日より発売すると発表した。ワゴンRスマイルの月間目標販売台数は5,000台。価格(税込)は、135万1,900円から。

スズキ自動車・ロゴ

今回の一部仕様変更では、HYBRID Sにメッキフロントグリルとメッキヘッドランプガーニッシュ、2トーンカラーホイールキャップを標準装備したほか、USB電源ソケット1か所をType-Cに変更(※1)した。

 

特別仕様車「HYBRID Sリミテッド」は、専用フロントグリルと専用2トーンカラーホイールキャップを装備したほか、インパネカラーパネルやエアコンサイドルーバーガーニッシュ等にグレーやシルバー基調の専用色を採用するなど、上質感のあるデザインに。車体色には、「モスグレーメタリック」と「ウッディブラウンメタリック」の特別仕様車専用色に加え、2トーンルーフ仕様車にホイールキャップやドアミラーのカラーと同色のルーフ色「ソフトベージュ」を採用。また、視認性の良いLEDヘッドランプを標準装備した。

 

*タイトル写真:ワゴンR スマイル 特別仕様車「HYBRID Sリミテッド」。

 

<主な特長>

 

■ワゴンRスマイルの一部仕様変更

 

・HYBRID Sにメッキフロントグリル、メッキヘッドランプガーニッシュ、2トーンカラーホイールキャップを標準装備。
・USB電源ソケット1か所をType-C(※1)に変更。

 

■特別仕様車HYBRID Sリミテッド(ベース車:HYBRID S)

 

【エクステリア】
・専用フロントグリル[車体色&メッキ]。
・専用14インチフルホイールキャップ[シルバー×ソフトベージュ]。
・メッキドアハンドル(※4)。

 

【インテリア】
・インパネカラーパネル[チタニウムグレー]。
・インパネカラーパネルガーニッシュ[サテンダークシルバー]。
・エアコンサイドルーバーガーニッシュ[ダーククロームメッキ調]。
・メッキインサイドドアハンドル(運転席、助手席)。
・ドアトリムカラーガーニッシュ[サテンダークシルバー](運転席、助手席)。

 

【車体色】
・特別仕様車専用の「モスグレーメタリック」、「ウッディブラウンメタリック」と「シフォンアイボリーメタリック」を設定し、2トーンルーフ仕様車のルーフ色には「ソフトベージュ」を採用(モノトーン3色、ソフトベージュ2トーンルーフ3色、計6色のラインアップ)。

 

【機能・装備】
・LEDヘッドランプ[ハイ/ロービーム、オートレベリング機構付]。
・LEDポジションランプ。

 

※4:バックドアハンドルはボディーカラーとなる。

 

なお、ワゴンRスマイルは、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーSワイド」(※2)、国交省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS2)認定車」(※3)、「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」(※3)に該当している。

 

 

[メーカー希望小売価格](消費税10%込み)

<機種名、エンジン、駆動、変速機、燃費(WLTC/JC08)、エコカー減税(重量税)、価格(円)>
– G、0.66L DOHC 吸排気VVT、2WD、CVT、23.9/25.9、50%、1,351,900
– G、0.66L DOHC 吸排気VVT、4WD、CVT、22.5/24.0、50%、1,475,100

 

– HYBRID S、0.66L DOHC 吸排気VVT(マイルドハイブリッド)、2WD、CVT、25.1/29.2、50%、1,535,600
– HYBRID S、0.66L DOHC 吸排気VVT(マイルドハイブリッド)、4WD、CVT、23.6/27.8、50%、1,658,800

 

– HYBRID X、0.66L DOHC 吸排気VVT(マイルドハイブリッド)、2WD、CVT、25.1/29.2、50%、1,647,800
– HYBRID X、0.66L DOHC 吸排気VVT(マイルドハイブリッド)、4WD、CVT、23.6/27.8、50%、1,771,000

 

– 特別仕様車 HYBRID Sリミテッド、0.66L DOHC 吸排気VVT(マイルドハイブリッド)、2WD、CVT、25.1/29.2、50%、1,586,200
– 特別仕様車 HYBRID Sリミテッド、0.66L DOHC 吸排気VVT(マイルドハイブリッド)、4WD、CVT、23.6/27.8、50%、1,709,400

 

*2WDは前輪駆動。
*価格には、リサイクル料金、保険料、税金(除く消費税)、届出等に伴う費用は含まれない。
*環境対応車普及促進税制による自動車重量税の減税措置は2023年12月31日新車届出まで。
*WLTC(Worldwide-harmonized Light vehicles Test Cycle)は、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成される国際的な走行モード。

※1:USB電源ソケットを装備しないGを除く。
※2:衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全技術をはじめとする一定の運転支援機能を備えた車(安全運転サポート車。略称・サポカー)の内、ペダル踏み間違い時加速抑制装置などを搭載することで特に高齢運転者に推奨される「サポカーS」の区分のひとつ。「サポカーS ワイド」は、衝突被害軽減ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報、先進ライトを搭載する車。
※3:事故防止対策の一環として、衝突被害軽減ブレーキ、ペダル踏み間違い急発進抑制装置が一定の性能を有していることを国土交通省に認定された車。

 

 

[メーカーオプション](消費税10%込み)

 

●全方位モニター付メモリーナビゲーション(全車):187,000円

・メモリーナビゲーション[9インチHDディスプレイ、フルセグTV・DVD/CDプレーヤー・AM/FMラジオ・スマートフォン連携機能付、Bluetooth対応]。
・全方位モニター用カメラ[フロント/サイド(左右)/バックカメラ]。
・USBソケット。
・GPSアンテナ。
・TV用ガラスアンテナ。
・ハンズフリーマイク。
・メモリーナビゲーション専用オーディオガーニッシュ。
・ステアリングガーニッシュ[シルバー](HYBRID S、HYBRID X、HYBRID Sリミテッドは標準装備)。
・ステアリングオーディオスイッチ。

 

●全方位モニター用カメラパッケージ(HYBRID S、HYBRID X、HYBRID Sリミテッド):55,000円

・全方位モニター用カメラ[フロント/サイド(左右)/バックカメラ]。
・USBソケット。
・GPSアンテナ。
・TV用ガラスアンテナ。
・ステアリングオーディオスイッチ。

 

●セーフティプラスパッケージ(HYBRID S、HYBRID X):46,200円

・アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]。
・標識認識機能[車両進入禁止、はみ出し通行禁止、最高速度、一時停止]。
・ヘッドアップディスプレイ[カラー]。
・マルチインフォメーションディスプレイ[カラー]。
・ステアリングオーディオスイッチ。

 

●快適パッケージ(G):38,500円

・スライドドアクローザー(後席両側)。
・キーレスプッシュスタートシステム[エンジンスイッチ、携帯リモコン、リクエストスイッチ(フロントドア、バックドア)]。

 

●セーフティプラスパッケージ&全方位モニター付メモリーナビゲーション(HYBRID S、HYBRID X):231,000円

 

●セーフティプラスパッケージ&全方位モニター用カメラパッケージ(HYBRID S、HYBRID X):99,000円

 

●2トーンルーフ仕様車(HYBRID S、HYBRID X、HYBRID Sリミテッド):44,000円

 

●ピュアホワイトパール塗装車(G、HYBRID S、HYBRID X):22,000円

 

●ピュアホワイトパール ブラック2トーンルーフ仕様車(HYBRID S、HYBRID X):66,000円

 

*ステアリングオーディオスイッチは、全方位モニター付メモリーナビゲーション装着車・全方位モニター用カメラパッケージ装着車・セーフティプラスパッケージ装着車のいずれかを選択した場合に装備される。
*全方位モニター付メモリーナビゲーションと全方位モニター用カメラパッケージの同時装着は不可。

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。