日本ミシュランタイヤ(以下「ミシュラン」)は3月24日、クラシックカー用タイヤ、「MICHELIN Pilot Exalto PE2(ミシュラン パイロット エグザルト ピーイーツー)」を4月より、「MICHELIN Primacy 3(ミシュラン プライマシー スリー)」を7月より順次発売すると発表した。価格はオープン価格となる。
80年代から90年代に生産販売された車両は「ヤングタイマー」または「ネオクラシック」と言われ、そのデザイン性や走行性能に加えてクラシックカーに比べてパーツの入手やメンテナンスの容易なことから近年国内外で人気が高まっている。ミシュランは、クルマ文化の継承とその時代における車両に最適なタイヤを提供するため、このたび2製品をクラシックカー用タイヤのラインナップに追加した。
同社によると、MICHELIN Pilot Exalto PE2は、その特徴的な左右非対称パターンでコーナリング時に優れたドライグリップ性能を発揮するだけでなく、ウェット時における高い排水性能を確保し安全性に貢献。モダンクラシックでありながらスポーツタイヤとしての性能を十分に持ち合わせ、ヤングタイマー本来の走りをドライビングプレジャーとともに現代に蘇らせるという。
一方、MICHELIN Primacy 3は、プレミアムな走りを求めるクラシックサルーン向け「アクティブコンフォートタイヤ」として、高いグリップ力と静粛性を両立させ、さらに高速時でも安定した操縦性能を発揮。これまで国内外の多くの車両に新車装着用タイヤとして採用された実績が、そのパフォーマンスの高さの証明だとしている。