メルセデス・ベンツ日本は7月1日、メルセデス・マイバッハブランドから「メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATIC」を発表した。
メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATICは、メルセデス・ベンツのSUVを表す「GL」に、車格を表す「S」が付くその名のとおり、メルセデス・ベンツのSUVの中で最大かつ存在感のあるボディサイズと、オンロード/オフロードを問わない優れた走行性能を備えているGLSをベースにしている。
同社は、圧倒的な高級感で人々を魅了してきた伝説の名車「マイバッハ」を、「メルセデス・マイバッハ」としてふさわしい徹底的な改良を施し、究極のラグジュアリーSUVを体現するモデルに仕上げたとしている。
パワートレインは、3,982ccのV型8気筒ツインターボエンジン「M177」に48V電気システムとISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を組み合わせたユニットを採用。システム最高出力は558PS(410kW)、最大トルクは730N・mとなる。また、ISGにより瞬間的に22PS(16kW)と250N・mを短時間発生する。
サスペンションにはE-ACTIVE BODY CONTROLを採用。AIRMATICのシステムをベースに4輪それぞれに48V対応のアクチェーターを追加、スプリングレートとダンパーの減衰力を個別制御することが可能になっている。
エクステリアは、メルセデス・マイバッハ GLSの特別なポジションを表現するべく威厳がありながらスタイリッシュかつ力強いスタイリングとし、インテリアはデジタル技術と上質な素材が融合した高級感漂う空間とした。
乗降時に自動で展開されるランニングボード
格納状態ではサイドスカート内側に隠れているため外部からはほぼ見えず、いずれかのドアを開くとアルミダイキャスト製の電動アームによってランニングボードが水平状態にセットされる。周囲が暗い場合はドアのアンビエントライトに加えてサイドスカート内蔵のLEDの帯がランニングボードを照らす。なお、センターディスプレイの専用メニューから、常時格納や手動操作以外での展開不可などの設定が可能。
利便性を向上するテレマティクスサービス・インフォテインメントシステム
自動車が通信することにより利便性を向上する先進的なテレマティクスサービス「Mercedes me connect」を標準装備するほか、対話型インフォテインメントシステムMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)は、人工知能による学習機能によりユーザーに適応。例えば、決まった時刻に決まったラジオ放送局にいつも切り替えるユーザーには、その時刻になると切り替えを提案する。
メーカー希望小売価格
¥27,290,000(¥24,809,091)