メルセデス・ベンツ日本は9月3日、EクラスとSクラスの一部装備およびメーカー希望小売価格を変更し、2021年9月配車分より順次適用すると発表した。
同社によると、価格上昇を回避するための企業努力を続けてきたが、原材料費の高騰等に対応し、価格改定を実施することとしたという。
■Eクラスの主な装備変更点
Mercedes-Benzロゴ付ブレーキキャリパー&ドリルドベンチレーテッドディスク[フロント]、ドライビングに集中しながら各種メニュー操作が可能なAMGドライブコントロールスイッチを新たにそれぞれのモデルに標準装備。また、ランフラットタイヤ、MBUX ARナビゲーション、フットトランクオープナー(トランク自動開閉機能)等を標準装備、オプション装備ともに設定を停止する。
– Mercedes-Benzロゴ付ブレーキキャリパー&ドリルドベンチレーテッドディスク[フロント]を標準装備
E 200 Sports(セダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレ)、E 200 4MATIC Sports(セダン、ステーションワゴン)、E 220 d Sports(セダン、ステーションワゴン)、E 300 Sports(セダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレ)、E 350 e Sports(セダン)、E 350 de Sports(セダン)
– AMGドライブコントロールスイッチを標準装備
メルセデスAMG E 53 Coupe 4MATIC+(ISG搭載モデル)、メルセデスAMGE 53 Cabriolet 4MATIC+(ISG搭載モデル)
– ランフラットタイヤの設定を停止
E 200 Sports(セダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレ)、E 200 4MATIC Sports(セダン、ステーションワゴン)、E 220 d Sports(セダン、ステーションワゴン)、E 300 Sports(セダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレ)、E 450 4MATIC Sports(ISG搭載モデル)(クーペ、カブリオレ)
– MBUX ARナビゲーションの設定を停止
Eクラス全モデル
– フットトランクオープナー(トランク自動開閉機能)の設定を停止
E 300 Sports(クーペ、カブリオレ)、E 450 4MATIC Sports(クーペ、カブリオレ)、メルセデスAMG E 53 4MATIC+(ISG搭載モデル)(クーペ、カブリオレ)
■Sクラスの主な装備変更点
前方の路面の凹凸をカメラで認識してフラットな姿勢を常に維持することで快適な乗り心地を提供するE-ACTIVE BODY CONTROLをS 500 4MATIC(ISG搭載モデル)およびS 500 4MATIC long (ISG搭載モデル)に新たにオプション設定、また、従来ブラック内装の車両にしか装備できなかったMBUXインテリア・アシスタントをブラック以外の内装色でも装備できるようになった。加えて、アクティブアンビエントライトおよび一部オプション装備の設定を停止する。
■メーカー希望小売価格(装備変更後の車両)
– Eクラスセダン
¥7,930,000 (¥7,209,091)〜¥12,980,000 (¥11,800,000)
– Eクラスステーションワゴン
¥8,350,000 (¥7,590,909)〜¥13,280,000 (¥12,072,728)
– Eクラスオールテレイン
¥9,660,000 (¥8,781,819)
– Eクラスクーペ
¥8,580,000 (¥7,800,000)〜¥13,420,000 (¥12,200,000)
– Eクラスカブリオレ
¥8,980,000 (¥8,163,637)〜¥14,030,000 (¥12,754,546)
– Sクラス
¥13,380,000 (¥12,163,637)〜¥17,380,000 (¥15,800,000)