メルセデス・ベンツ日本合同会社は4月2日、メルセデス AMGのトップパフォーマンスモデルである新型「メルセデス AMG GTクーペ」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて予約注文の受付を開始した。価格は、GT 63 4MATIC+クーペのモノグレードで2750万円。なお販売車両は本年4月下旬頃より順次納車される予定。
新型メルセデスAMG GTクーペは、SLS AMG 、初代GT 2ドアクーペ、GT 4ドアクーペ、SLに続く、5番目のAMG独自開発モデルとなるモデル。今回もアファルターバッハ開発陣が誇る優れた技術ノウハウを誇示するモデルとなり、ダイナミックな走行性能と卓越したスポーツ性を備えると同時に、優れた快適性も兼ね備えたパフォーマンスラグジュアリーモデルに仕上がっている。
足まわりでは、AMG ACTIVE RIDE CONTROLサスペンションやリア・アクスルステアリング、アクティブ・エアロダイナミクス・システムなどの高度なコンポーネントにより、ダイナミックな走行性能を更に高めた。
街中の走行では、フロント アクスルリフトシステムを搭載。これはフロントエンドを最大30mm上昇させ、駐車場の出入り口や踏切の段差などでのフロントバンパーをダメージから防ぐ実用性も備えている。
また前後トルク配分の連続可変が可能なAMG 4MATIC+を初めて搭載。4.0リッター V型8気筒ツインターボエンジン(最高出力585ps/430kW、最大トルク800Nm)とも相まって、優れたパフォーマンスも発揮する。
インテリアは、精巧な複合アルミニウムボディ構造を持つ専用AMGスポーツカーアーキテクチャーにより、2+2シートレイアウトが可能な4人乗り仕様も用意される。従って室内空間では、同セグメントのスポーツカーとしては余裕のスペースを備えた。加えて後席シートを倒すことで、大きなラゲッジルーム(675L)の確保も実現した。内装色の選択肢は3つだ。