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2024年10月10日【新型車】

マツダ、「CX-80」の販売を開始

坂上 賢治

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「MAZDA CX-80 PHEV Premium Modern」

 

マツダは10月10日、クロスオーバーSUV「MAZDA CX-80(マツダ シーエックス エイティ)」を、全国のマツダ販売店を通じて販売を開始した。

 

国内に於けるラージ商品群の第二弾「MAZDA CX-80」は、圧倒的な運転体験と上質で心豊かな移動体験を両立し、高い環境性能と安心安全のカーライフを届けることを目指したマツダの国内市場に於ける旗艦モデルとなる。

 

マツダで執行役員国内営業担当を務める東堂 一義氏(とうどう かずよし)は、「CX-80は、3列シートや広大なラゲッジスペースを備え、オンロードからオフロードまで気持ち良く走ることができる、マツダのフラッグシップSUVです。

 

ご家族や大切な仲間とともにクルマを積極的に活用し、楽しみたい方々に、マツダらしい走りと移動体験、最新の環境・安全性能をお届けします。マツダは、もっと遠くへ行ってみたい。新しいことに挑戦してみたい。という前向きな気持ちと、一歩踏み出す勇気を後押しできる存在でありたいと思います。

 

マツダは、2030年に向け、今後も「ひと中心」の価値観のもと「走る歓び」を進化させ続け、お客さまの日常に移動体験の感動を創造し、「生きる歓び」をお届けしていくことを目指してまいります」と話している。

 

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MAZDA CX-80の商品特徴は以下の通り

 

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1.歓びと余裕を与える走りと環境性能
(1-1)人馬一体の走りと優れた燃費性能を両立する3種類のパワートレイン

 

・ e-SKYACTIV PHEV 2.5L直列4気筒ガソリン+モーター
電池容量17.8kwhの大容量バッテリーと大型モーターを組み合わせ、力強い走りとモーター走行による環境性能の向上を両立。

 

・ e-SKYACTIV D 3.3 3.3L直列6気筒ディーゼルエンジン+モーター
マツダ独自のハイブリッド技術「M HYBRID BOOST (48V マイルドハイブリッド)」を組合せ、圧倒的なトルクによる豊かな走りと優れた燃費性能を高いレベルで実現。

 

・ SKYACTIV-D 3.3 3.3L直列6気筒ディーゼルエンジン
俊敏な走りと優れた燃費性能を実現。

 

(1-2)意のままにクルマを操る楽しさと、快適な乗り心地

 

・ 「SKYACTIV マルチソリューションスケーラブルアーキテクチャー」を採用し、日常の走行シーンにおける快適な乗り心地と、高速・高Gシーンでも安心感の高いスタビリティを両立。

 

・ サスペンションは、前輪にダブルウィッシュボーン、後輪にマルチリンク形式を採用。徹底したチューニングにより、このクラスに求められる上質な乗り心地を実現。

 

・ 後輪駆動ベースのAWDならではの旋回性と安定性を活かし、高速道路での高い直進安定性とライントレース性を実現。

 

・ 旋回時の車体の浮き上がりを抑制する「キネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)」を採用。ワインディングでの高G走行では高い接地感を提供し、乗員全員の快適な移動をサポート。

 

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2.優雅さと品格が際立つデザイン

(2-1)エクステリアデザイン

 

・ 3 列シートレイアウトのリッチな空間を強調しながら、マツダらしいエレガンスを追求することで、堂々とした存在感を実現。

 

・ エクステリアカラーでは、マツダの「匠塗」*2第4弾となる「アーティザンレッドプレミアムメタリック」*3を採用。深い熟成を感じさせる赤で、これまでにない深みと上質感を表現。また新たな価値を創造していく新色として「メルティングカッパーメタリック」を開発。溶かして固めた銅の表面に薄くサンドブラストをかけたような表情を持ち、色気と上質感、スポーティーさと優雅さを表現。

 

(2-2)インテリアデザイン

 

・ 1列目は、水平基調のインストルメントパネルとサイドルーバーの造形による、ワイド感と縦置きレイアウトを強く感じさせる存在感あるコンソールによって、頼れるリッチな空間を表現。

 

・ 2列目は、ゆとりと豊かさを感じられる素材と空間によって、3列目は前方、側方に開放感を感じる空間デザインによって心地よさを実現。

 

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3.乗員を新しい体験へと誘う高い快適性と機能
(3-1)乗員全員が快適に過ごせる豊かな居住空間

 

・ ドアを開けた瞬間から空間のゆとりを感じていただける、余裕のある2列目の居住空間。

 

・ 2列目は、座席間にコンソールがあるセパレートのキャプテンシートを筆頭に、キャプテンシートでコンソールが無くウォークスルーが可能な仕様、3人掛けとなるベンチシートの3種を設定。

 

・ 3列目は、身長170cm相当の乗員でも余裕をもって快適に座れる状態となるよう設計。

 

・ ハンズフリーリフトゲートに室内機能照明、USB TYPE-Cに対応した外部機器連携、3列目ベントクーラーや充実のドリンクホルダーなど、便利機能を充実。
(3-2) 幅広いシーンで使いやすい荷室空間

 

・ 3列目シート使用時でもゴルフバッグやベビーカーが搭載できる空間を確保。

 

・ 2列目/3列目シートを格納することで週末の家族旅行やアクティビティの荷物が積載できる空間を実現。

 

・ 3列目格納時の荷室フロア傾斜を5度以下に抑え、さらに2列目/3列目格納時のフロアからリフトゲート掃き出しまで段差が無いフラット構造にすることで家具やサーフボードなどの長尺物の積載にも配慮。

 

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4.ドライバーに寄り添う先進安全装備

 

・ ドライバー異常時対応システム(DEA)
ドライバーの異常時に事故被害を軽減するための機能を採用。ドライバー状態検知技術、ドライバー異常時退避技術といった2つのコア技術とひと中心の設計思想により人に寄り添い、「見守る」「助ける」技術により、ドライバーに安全・安心感を提供。

 

・ クルージング&トラフィック・サポート(CTS)緊急停止支援機能付
ドライバーの前方不注意や運転不適状態に対して、ドライバーに危険を気づかせ安全運転をサポートすることを目的としたリスク低減機能が進化。

 

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■メーカー希望小売価格帯(消費税込): 3,943,500円~7,122,500円
■CX-80に関する情報サイト: https://www.mazda.co.jp/cars/cx-80/
■CX-80専用公式X (旧Twitter) @MAZDA_CX80_PR: https://x.com/MAZDA_CX80_PR
※CX-80に特化した情報を発信する。同アカウントは2025年3月までの期間限定運用を予定。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。