マツダは4月6日、コンパクトカー「MAZDA3 」を商品改良し、全国のマツダの販売店を通じて、同日より予約受付を開始すると発表した。発売は6月上旬を予定。価格帯(税込)は228万8,000円~386万6,500円となっている。
今回の商品改良では、安全性と利便性・快適性の向上に加え、外板色に新色を追加。機種の特徴に合わせて、ボディタイプやエンジン、オプションが見直され、機種体系が変更された。
安全性の向上では、マツダの安全思想「MAZDA PROACTIVE SAFETY(マツダ・プロアクティブ・セーフティ)」に基づいて、AT誤発進抑制制御やドライバー・モニタリングを進化。運転時の安心感が高められた。
利便性・快適性の向上では、「10.25インチセンターディスプレイ(*1)」を新たに採用し、「ワイヤレス充電(Qi)、ワイヤレス接続機能(Apple CarPlay)対応)、USB-Type C端子(照明付)」を追加。モバイル機器との連携や乗降時の接続操作を低減した。さらに、コネクティッドサービス領域に於いては、従来の「コンフォートプラン」に加えて、新たに2つの有料プラン(「見守りプラン」と「リモートエンジンスタート」)を追加した。
また、外板色に「セラミックメタリック」を追加した。
[MAZDA3商品改良の概要]
1.安全装備に新機能を追加(安全性の向上)
(1)AT誤発進抑制制御[前進時/後退時]の進化
・従来の「車・壁などの障害物」に加えて、「歩行者(前方)」も検知対象とした。
(2)ドライバー・モニタリング(*1)の進化
・「わき見警報機能」を新たに追加。運転者のわき見を検知すると、画面表示と警報音を用いて運転者に注意を促す。
2.新装備や機能を追加(利便性・快適性の向上)
(1)10.25インチセンターディスプレイの採用(*1)
・従来の8.8インチから、大型化した10.25インチセンターディスプレイを新採用(*1)。
(2)モバイル機器のワイヤレス接続機能、ワイヤレス充電の追加(*1)
・「Apple CarPlay」と「Android Auto」への接続機能(有線)に加えて、ワイヤレス接続機能(Apple CarPlayのみ対応)を追加(*1)。
・ワイヤレス充電(Qi)、USB-Type C端子(照明付)を追加(*1)。
(3)コネクティッドサービスの提供機能拡充(*2)
・CX-60向けに提供していたプランおよびサービスをMAZDA3でも新たに利用可能とした。
<見守りプラン>(*2)
①マツダマイカーケア:車両へのいたずらや盗難が発生した時、警備会社からガードマンを派遣、車両の状態確認・監視を行う(バーグラアラームを車載通信機搭載グレード(*2)に標準設定)。
②ドライバーケア:任意でクルマの速度や運転時間、走行エリアを「MyMazda」アプリに設定しておくことで、設定した条件になると「MyMazda」アプリにアラートを届ける。
<リモートエンジンスタート>(*3)
③リモートエンジンスタート(*3):「MyMazda」アプリを利用し、クルマから離れていてもエンジンのON/OFF操作が可能。クルマの空調システムと連携し、走行開始時の視界確保および快適な車内温度の確保に貢献。
3.新たな外板色を追加
・「セラミックメタリック」を新規設定。
*1:「15S Touring」、「15S/20S/XD/X Black Tone Edition」、「20S/XD/X Proactive Touring Selection」に標準装備。「20S/XD Proactive」にメーカーオプション設定。
*2:SKYACTIV-G 1.5を除くグレードが対象。
*3:AT車のみ装着可能。
[メーカー希望小売価格帯(消費税込) ]