-既販車の「デミオ」「ベリーサ」を対象に、安心・安全をサポート-
マツダは、既販車の「MAZDA デミオ(車体番号:DE***-100001~の車両。但しEV車<700001~>は対象外)」「MAZDA ベリーサ(車体番号:DC***-200001~の車両。但し100001~200000は対象外)」に後付けの「ペダル踏み間違い加速抑制装置(加速の抑制が目的)」を、全国のマツダ販売店を通じて7月6日より販売する。(坂上 賢治)
「超音波センサー(前)」
近年、駐車場などでのペダル踏み間違いによる事故の割合が増えており、同状況からマツダは独自の安全思想であるマツダ プロアクティブ セーフティ(ドライバーを信頼し、危険な状態になる前に人が自ら危険を回避できるようサポートし、万一ミスをして危険が避けられない状態になった場合は被害を回避、または軽減する)にもとづいた安心安全技術を搭載した車種を拡充するという事業指針に沿ったもの。
「超音波センサー(後)」
搭載装置は、車両前後に装着した超音波センサーで前方または後方約3m以内にある壁などの障害物を検知した場合、ブザー音と室内に取り付けたインジケータで注意喚起を促す。それでもブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを強く踏み込んだ場合には、加速を抑制し衝突時の被害軽減に貢献するという。
また後退時には、壁などの障害物を検知していない時でも、時速約5km以上でアクセルペダルを踏んだ場合、ブザー音とインジケータで注意喚起をし、加速を抑制して衝突の回避や被害の軽減を図る。
「表示機」
今回発売された後付けの「ペダル踏み間違い加速抑制装置」は、マツダ純正用品で、サポカー補助金の対象になる。
なおマツダでは、「後付けのペダル踏み間違い加速抑制装置の導入により、現在販売中の車種だけではなく、〝デミオ〟〝ベリーサ〟を長くお乗りいただいているお客さまにも、より安心して運転を楽しんでいただけるようになります。
当社はクルマ本来の魅力である走る歓びによって、美しい地球と心豊かな人・社会を実現し、人の心を元気にすることにより、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになることを目指してまいります」と話している。
メーカー希望小売価格(消費税込)は以下の通り
後付けの「ペダル踏み間違い加速抑制装置」(本体、付属部品など) 67,100円
※取付費など諸費含まず。