マツダは、軽自動車「マツダ キャロル」をフルオートエアコンや電動格納式ドアミラーを追加するなど一部仕様変更し、全国のマツダ販売店を通じて10月22日より販売開始する。
価格帯は、メーカー希望小売価格(消費税込)で863,500円~1,193,500円。
今回の仕様変更では、「GS」にフルオートエアコン、AM/FMラジオ/CDプレーヤーが追加設定され快適性がアップ。また「GL」はドアミラーを電動格納式に変更し、使い勝手を向上させている。
なお、キャロルは経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進する「安全運転サポート車」*1の「サポカーS・ワイド」*2に該当しており、「GL」(メーカーセットオプション「セーフティパッケージレス」設定車は除く)、「GS」および「GX」がそれにあたる。
■「キャロル」主な変更内容
– 「GS」機種に、フルオートエアコン、AM/FMラジオ/CDプレーヤーを設定
– 「GX」機種に、メッキバックドアガーニッシュ、AM/FMラジオ/CDプレーヤーを設定
– 「GL」機種に、電動格納式リモコンドアミラー(カラード)を設定
– 「GS」機種の車体色「ホワイト」を「ピュアホワイトパール」に変更
*1 高齢運転者を含めたすべての自動車運転者による交通事故の発生防止・被害軽減対策の一環として、自動ブレーキなどの先進安全技術を活用した一定の運転支援機能を備えた車。略称「サポカー」。
*2 安全運転サポート車のうち、ペダル踏み間違い時加速抑制装置などを搭載することで特に高齢運転者に推奨される「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」の区分のひとつ。「サポカーS・ワイド」は、被害軽減(自動)ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報、先進ライトを装備したクルマ。
*3 WLTC モード燃費は、国土交通省審査値で、燃料消費率は定められた試験条件での値。使用環境(気象状況、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用時等)に応じて燃料消費率は異なる。
・WLTC モード:市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
・市街地モード:信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
・郊外モード:信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
・高速道路モード:高速道路等での走行を想定
*4 JCo8モード燃費は、国土交通省審査値で、燃料消費率は定められた試験条件での値。使用環境(気象状況、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用時等)に応じて燃料消費率は異なる。
*5 軽自動車税(環境性能割)は、新車届出時の環境性能に応じて自家用届出車は非課税または1~2%が課税される(2021年3月31日まで)。エコカー減税(環境対応車普及促進税制)は、新車登録時に重量税の軽減措置(2021年4月30日まで)が受けられる。