京滋エリアで9ブランドの自動車正規ディーラーを運営するマツシマホールディングスは2023年4月から、京都の未来像を創るというテーマを掲げ、クラシックカーに特化した事業を展開してきた。
そうしたなかで今回は7月1日から、メルセデス・ベンツのクラシックカーの特別企画展「マツシマクラシックデイズ」を、左京区・岡崎の〝スマートセンター京都ザ・ガーデン(smart center京都the garden)〟で開始する。
こうした特別展を行う理由は、クラシックカー事業をスタートして1年を迎えるなか、京都の街でクラシックカーを眺めたり、接したりする機会が、まだまだ少ないことがあるという。
そこで京都で祇園祭が開催される7月、山鉾町にある旧家・老舗がそれぞれの所蔵する美術品・調度品などを飾り公開するのに併せ、コレクターのガレージで大切に仕舞われてきたクラシックカーを京都の文化地区である岡崎で披露することに決めたという。
同社では、「伝統を守りつつも、今の時代に合うよう新しいことも受け入れ、古いものと新しいものが調和しているのが京都の本当の姿です。そんな京都で事業を行う我々の信念は事業開始当初から変わりません。
当社が9ブランドのディーラーで販売しているのは、最新の技術を搭載した車で、おそらく、これからは電気自動車が主流となるでしょう。そもそも街を走るクルマはインフラであり街づくりの一環でもあります。
昔ながらの風情ある街並みと近代の街並みが調和している京都に、最新の電気自動車と、歴史のあるクラシックカーが走る。私たちはそのような京都の未来を想像しています。
マツシマは、クルマを、文化に、をスローガンに自動車事業から一歩踏み出して、スポーツ、伝統工芸やアート、観光、食などの新たな価値を求め、多彩な体験と感動をお届けできるよう取り組んでいます。クラシックカー事業は、そのような切り口から未来へと向かう京都の街づくりを貢献していきたいと考えいます」と述べた。
なお今回、展示されるクラシックカーは、1951年の220カブリオレAを皮切りに、60年代の280SLなどの時代毎代表車を用意。全ての展示車両は購入でき、マツシマ傘下の正規ディーラーでメンテナンスを受けられる。
社名:株式会社マツシマホールディングス
本社所在地:〒615-0033 京都市右京区西院寿町40番地の3
事業所:京都本社、滋賀、大阪、広島
代表取締役:松島一晃
設立:1955年
クラシックカー事業HP:https://classiccar.matsushima-hd.co.jp/