マセラティジャパンは1月17日、フランス パリにてオンライン形式で開催された「第36回 Festival Automobile International(国際自動車フェスティバル)」の授賞式で、2020年9月発表のマセラティ MC20が「2021年の最も美しいスーパーカー」において1位を獲得したと発表した。
マセラティのデザイン責任者であるクラウス ブッセは受賞にあたり次のように述べている。「このような栄誉ある賞を受賞できたことを光栄に思います。これは、このユニークなプロジェクトに取り組んだチーム全体の努力が評価されたもので、マセラティの歴史に新たな章を加えました」。
MC20は、エレガンスとスポーツ性能、そして個性が融合した、マセラティのスタイルの傑作であり、マセラティブランドの新時代の幕開けを告げたモデル。チェントロ・スティーレ・マセラティ(マセラティ・デザイン・センター)によってデザインされたMC20は、驚異的なパフォーマンス、画期的なテクノロジー、そして大胆な技術的ソリューションの融合により、マセラティがスーパースポーツカーの領域に復帰したことを示している。
MC20は、洗練されたスーパースポーツカーとしてのピュアなコンセプトを貫きながらも、過剰な装飾を排除した極めてクリーンな、時代を超越したデザインで、不変のマセラティのアイデンティティを象徴したモデルである。
その気品とピュアなラインは、スポーツカーとしての個性を際立たせている。上部はボディラインの美しさに拘り、ボディ下部ではスポーツカーとしてのテクノロジーに集中するというクラフツマンシップとエンジニアリングとを理想的なバランスで実現。MC20のデザインは、ハンドメイドによるクオリティと最先端の製造プロセスによる絶対的な精度を高次元で両立させている。
マセラティ・イノベーション・ラボが開発し、モデナの歴史ある工場で生産されるMC20は、100%イタリア製のモデルである。
この新型スーパースポーツカーのデザインにおける最大の特徴は、マセラティ初となる、独自のバタフライ・ドアを採用していることであり、また、マセラティで初めて縦型ヘッドライトを採用しており、ワイドに水平方向に配置されたリアライトクラスターも印象的なリヤデザインを生み出している。
美しいボディの内には、100%マセラティ開発となる630hp V6ネットゥーノエンジンを搭載し、0-100km/h加速は2.9秒以下、最高速度は325km/hを超えるパフォーマンスを持っている。