マセラティ ジャパンは6月24日、藤原ヒロシ氏とコラボレーションした限定モデル「ギブリ オペラネラ」、「ギブリ オペラビアンカ」を発表した。
藤原ヒロシ氏は、「キング・オブ・ストリート」として崇拝される独自の世界観を持った人物で、1980年代に東京のストリートカルチャーを作り上げ、日出ずる国にヒップホップを持ち込んだ最初のDJの一人であり、プロデューサー兼ミュージシャン。
このコラボレーションは、自分の好みに合わせてユニークなマセラティをオーダーすることのできるカスタマイズド・プログラム「マセラティ フオリセリエ」によるもの。
この特別仕様車は、スポーツセダン「ギブリ ハイブリッド」のグランルッソ・トリムをベースに、黒と白のモノトーンで構成される2つのエクスクルーシブなルックスを纏うクルマで、全世界で175台が販売される。
エクステリアカラーだけでなく、ブラックカラーのホイールやドア・ハンドルなども細部にわたって色を統一。一方、インテリアはプレミアムレザーとアルカンターラのコンビネーションで構成され、スティッチやヘッドレストのトライデントにはコントラストの効いたシルバーのインサートが施されている。シートベルトはダークブルーを採用。
目を引く象徴的なフロントグリルは、藤原氏の都会的な感覚が反映されているほか、20インチのUranoマットブラックホイールが装着され、CピラーにはFragmentロゴの入った専用バッジが配される。
そして、マセラティのデザイン・アイコンとも言える3連のサイドエアダクトの下部には、「M157110519FRG」というコードが表示されている。この英数字のタグは、パートナーシップを封印するもので、最初の4文字(M157)はギブリの開発コード、次の6文字の数字(110519)は藤原ヒロシ氏とマセラティ・デザイン・センターの最初の出会いの日(2019年11月5日)を意味し、最後の3文字(FRG)はフラグメントの頭文字だ。
また、このクルマの発売に合わせ、藤原ヒロシとの共同デザインによって生まれたカプセル・コレクションが発売される。Tシャツやキャップなどのアイテムが、6月25日(金)よりMaserati meets Fragment Pop-up Storeにて限定販売となる。
■Maserati meets Fragment
Maserati Ghibli Operanera / Maserati Ghibli Operabianca
世界限定175台(日本限定40台)
希望小売価格 14,250,000円(税込)
全国のマセラティ正規ディーラーにて販売
■Fragment meets Maserati
カプセル・コレクション
6月25日(金)~7月11日(日)にMaserati meets Fragment Pop-up Storeで限定販売