丸紅は7月10日、同社の完全子会社である“丸紅泰国会社 ”とタイ証券取引所(SET)に上場する工業団地開発および倉庫開発運営会社である“WHA Corporation (以下、WHA社)”が、「タイに於ける商用EVフリートマネジメント(※)の事業検討のための戦略的協業」に関する覚書を締結したと発表した。
この覚書を通じて、丸紅泰国会社とWHA社は、商用EVの導入を進め、EVを活用した“electric Mobility as a Service(エレクトリック・モビリティ・アズ・ア・サービス:eMaaS) 事業”を推進。WHA社が保有する物流倉庫や工業団地に、丸紅泰国会社の商用EVを活用する総合的なソリューションを導入することで、効率的な運用を実現し、タイ政府が目標として掲げる2050年のカーボンニュートラル達成への貢献を目指すとしている。
※商用EVフリートマネジメント:ユーザー企業が利用する商用EVの調達から、メンテナンス・修理、処分に至るまでのあらゆる車両関連の管理業務を提供するもの。
※タイトル写真:WHA社本社で行われた契約調印式の様子。
[会社概要]
<丸紅泰国会社>
– 会社名:丸紅泰国会社
– 本社所在地:
548 One City Centre Building, 32nd-33rd floor, Ploenchit Road, Lumpini, Pathumwan, Bangkok 10330, Thailand
– 設立:1974年
– 代表者:日髙 和郎
– 事業内容:
ライフスタイル、フォレストプロダクツ、食料、アグリ事業、化学品、電力、エネルギー、金属、インフラプロジェクト、建機・産機・モビリティ等の分野において、輸出入及びタイ国内取引等を展開。
<WHA社>
– 会社名:WHA Corporation PCL.
– 本社所在地:
777 WHA Tower, 23rd – 25th Floor, Moo 13, Debaratna Road (Bangna – Trad) KM. 7, Bang Kaeo, Bang Phli, Samutprakarn 10540, Thailand
– 設立:2003年
– 代表者:Ms. Jareeporn Jarukornsakul, Group CEO
– 事業内容:工業団地及び倉庫の開発運営。