国内流通に乗り難い稀少車を取り扱うルパルナスは10月1日、シトロエンHトラックをモチーフにレトロなスタイルに仕立てるワンボックスバン「タイプH」の取り扱いを開始した。
この「タイプH」は、同社が正規輸入総代理店の伊・カロッツェリア・カゼラーニがシトロエン社公認で製造するFRP製ボディキットを輸入。フィアット・デュカト日本仕様、または、その兄弟モデルのヨーロッパ仕様など最新モデルをベースに日本国内のルパルナス自社工場で架装して製作するもの。
ルパルナスでは、「オリジナルのシトロエンHトラックでキッチンカーなどを営業されているのを見かけますが、古いクルマだけに、マニュアルトランスミッションのみ、エアコンがない、整備が大変などのデメリットがあるかと思います。
タイプHは、レトロなスタイルがアイキャッチャーとなりながら、最新モデルをベースとしていますので、ATやエアコン、安全運転支援装置などを装備し、安全快適に運転が可能です。
さらに、キッチンカー、移動販売車、キャンピングカー、トランスポーター、牽引車など、ご希望に合わせたオーダーメイドも承ります。また、ボディはフィアット・デュカトのまま、サイドパネルが開閉するキッチンカー仕様などの製作も承りますので、ご相談ください」と話している。
なおボディサイズは、L2H2ベースの場合、全長5443×全幅2080×全高2524mmとなり、世界限定100台の仕様となっている。価格は、キッチンカータイプ(フィアット・デュカトL2H2日本仕様の新車をベースとし、サイドパネルが開閉)が、1260万円(ベース車輌費込みの諸費用消費税オールイン乗り出し価格。キッチンカー設備は別途)。
バンタイプ(フィアット・デュカトL2H2日本仕様の新車をベース)は1120万円(ベース車輌費込みの諸費用消費税オールイン乗り出し価格。内装は別途)となっている。