Carstayは7月20日、キャンピングカーと車中泊スポットのシェアリングサービスが、2021年5〜7月、過去最高売上と予約数を記録したと発表した。
車中泊スポットのシェアサービス「カーステイ」は前年比で売上が約4.6倍、予約数が約6.2倍、キャンピングカーを含む車中泊仕様の車のカーシェア「バンシェア」はそれぞれ約8.6倍、約9.3倍になる見通し。8月の夏休み期間中の予約数は、前年比10倍増で推移しており、売上高も過去最高を見込んでいる。
また、「バンシェア」で月間約30万円、「カーステイ」で月間約10万円以上の副収入を得ているオーナーも現れた。今後はさらに、資産運用目的で、「バンシェア」にキャンピングカーを、「カーステイ」に車中泊スポットを登録するオーナーが増加すると予想する。
コロナ禍の緊急事態宣言下、密になりがちな公共交通手段や宿泊施設などを避け、家族や友人など少人数で、プライベート空間/“動く家”となるキャンピングカーは、安心安全に移動ができ、これまでにない感覚で旅行ができる利点がある。
加えて、①「バンシェア」の豊富な車種とカーシェア保険付き、②長期割引制度、③車両所有者とCarstayによる一体となった営業・マーケティング活動、④「カーステイ」のプライベート感あり快適な車中泊空間と地元ならではの文化・田舎体験などができる「カーステイ」、などが過去最大の売上と予約数を牽引している主な要因になったと、Carstayはコメントしている。