トヨタ自動車傘下のレクサス(LEXUS)ブランドは6月9日、米国・テキサス州オースティンにて現地時間の8日、北米地域専用モデルの新型「TX」(プロトタイプ)を世界初公開したと発表した。
新型SUVモデルの「TX」は、北米地域の大人数で快適に移動ができるクルマへの強いニーズに応えるために新開発された地域専用モデル。
大人2名がゆったりと座れるスペースの3列目シート(6人乗りもしくは7人乗り仕様を選択可能)の設定や、定員乗車時でも十分な容量を確保した荷室、優れた静粛性など、全ての乗員が快適に移動できる室内空間を徹底的に追求した。
更にGA-Kプラットフォームの採用等により、「NX」や「LX」、「RX」等の次世代レクサスラインアップで磨き上げてきたレクサスならではの走り「レクサス・ドライビング・シグネチャー(Lexus Driving Signature)」も実現していると云う。
パワートレーンには、2.4Lターボガソリンエンジンに加え、レクサス初の新開発3.5L V6 プラグインハイブリッドシステム仕様。
リヤの高出力モーターと四輪駆動力システム「DIRECT4(ダイレクト・フォー)」を採用した“F SPORT PERFROMANCE(エフ・スポーツ・パフォーマンス)”専用の2.4Lターボハイブリッドシステム仕様を設定。
これにより、カーボンニュートラル社会実現への貢献と運転をより楽しみたいニーズに応えていくとしている。
外観デザインでは、機能と品質を兼ね備えた実用的エレガンス“PRACTICAL ELEGANCE(プラクティカル・エレガンス)”をコンセプトに、空力性能などのフロント機能全体を包括的に捉えた新たなフロントフェイスの「ユニファイドスピンドル」を採用。
他にも、「Lexus Safety System +(レクサス・セーフティー・システム・プラス)」など、先進の予防安全技術の搭載で、長距離の運転をより快適にしていると云う。
[主要諸元](プロトタイプ)