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2018年1月15日【自動車・販売】

LEXUS、デトロイトショーでコンセプトカーLF-1 Limitlessを世界初公開

NEXT MOBILITY編集部

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トヨタ自動車傘下のLEXUSブランドは、米国・デトロイトで1月14日(日)から開催されている2018年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー:*1)でクロスオーバーのコンセプトカー「Lexus LF-1 Limitless」を世界初公開した。

フラッグシップ・クロスオーバー「Lexus LF-1 Limitless」は、LEXUSの次世代デザインの可能性を示し、自動運転技術を搭載するコンセプトカーであると云う。Lexusは、このLF-1 Limitlessの主な特長として以下の3つを挙げている。

 

■ 走りを予感させるしなやかで力強いエクステリア

 

長いノーズと後方に構えたキャビンや、クロスオーバーでありながら重心を低く感じさせるボディにより、走りを予感させる力強いプロポーションを実現。

 

また、鍛え抜かれた日本刀にインスピレーションを受け、熱く溶けた滑らかな金属を硬質で鋭利な形状に凝縮したかのような、どこから見ても流れるような動きを持つしなやかな造形を表現した。

 

 

フロントは、大径タイヤとともに張り出したフェンダーと長いフードを組み合わせ、ワイドなスタンスと力強いスピンドルグリルを立体的に表現。

 

ヘッドランプは、フロントの立体的な造形に一体化するように進化させた。また、リヤは薄く水平に抜けたリヤコンビ―ネーションランプにより、ワイド感を強調。さらに、左右に分かれたリヤスポイラーが大きなガラスルーフの開放感を引き立てる。

 

 

■ 最先端のインターフェイスとくつろぎの空間を融合したインテリア

 

前席は、ドライバーのジェスチャーを検知することで操作を行うモーションコントローラーや直感的なディスプレイ表示など、最先端のインターフェイスを採用。

 

さらに、ステアリング上にパーキングやリバースなどを含めたシフト操作を集約した。シフトレバーがなく、スイッチも少ないシンプルな空間と運転に集中できるコクピットを実現した。

 

 

後席は、フラッグシップ・クロスオーバーにふさわしいくつろぎの空間を提供するため、開放的なレッグスペースに加えて、リヤシートエンターテインメントシステムや快適機能などをマルチオペレーションパネルで一括して操作することで、高い利便性・快適性を実現した。

 

 

■ ユーザーのニーズに新たな選択肢を提案する先進技術

 

LEXUSによる自動運転技術の提案として、目的地までの運転操作を車両側が担うショーファーモードを搭載。スムーズで効率の高い走行を実現するとともに、交通事故の低減を支援。

 

また、ナビゲーションに時間の概念を導入し、車両や交通の状況に応じた判断により、休憩やレストランの提案、ホテルの予約などを可能とした4Dナビゲーションシステムを搭載し、その情報は、ナビディスプレイのほか、リヤシートエンターテインメントシステム、さらには乗員のスマートフォンやタブレットへ表示が可能。

 

また、2025年頃までに、グローバルに展開する全てのLEXUSモデルを電動専用車、電動グレード設定車とすることを見据えており、「Lexus LF-1 Limitless」は、従来のガソリンエンジンやハイブリッドに加えて、プラグインハイブリッド(PHV)、さらには電気(EV)や燃料電池(FCV)を含めたパワートレーンの搭載を想定しているとのことだ。

 

[Lexus LF-1 Limitless 主要諸元]

全長(mm):5,014
全幅(mm):1,986
全高(mm):1,605
ホイールベース(mm):2,974

 

*1:正式名称は「North American International Auto Show 2018」

1月14日(日)~16日(火) : プレスデー
17日(水)~18日(木) 関係者招待日
19日(金) : チャリティプレビュー
20日(土)~28日(日) : 一般公開日

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。