レクサスは、11月26日、同ブランド初のコンパクトクロスオーバーで、北米や欧州に先駆けて国内販売を開始する新型「UX」の記者発表会を東京都内で開催し、同日に発売を開始した。
2018年3月のジュネーブモーターショーで初披露されたUXは、同ブランドのRXやNXの末弟にあたり、近年人気を集めているコンパクトクロスオーバーのセグメントに入るモデル。
コンパクトクロスオーバーは、国内メーカーでは「トヨタ CH-R」「ホンダ ヴェゼル」「マツダ CX-3」等の売上が好調。一方、海外メーカーでも、「メルセデス・ベンツGLA」「アウディQ3」「BMW X1/X2」「ボルボXC40」などが世界的に販売好調で、UXの直接のライバルはこれら欧州のラグジュアリーブランドが販売するモデルになることが考えられる。
東京ミッドタウン日比谷(東京都千代田区)内にあるショールーム「LEXUS MEETS… (レクサスミーツ)」で開催された記者発表会では、Lexus International Presidentの澤吉宏氏(写真右)と、UXのチーフエンジニア(CE)の加古慈氏(写真左)が登壇。
欧州等の高級ブランドが既にコンパクトクロスオーバーを擁する中、最後発となるUXについて、
「幅広い年齢層に向けたモデルで、レクサスが初めてという方々にも楽しんでもらいたい(澤氏)」
「女性にも運転しやすい機能やインテリアデザインを追求した(加古氏)」
等、同モデルの個性や特徴について解説。
また、事前予約について、当日の時点で「約5500台の受注数(澤氏)」であることも明かし、高い注目を集めているモデルであることを強調した。