トヨタ自動車傘下のLEXUSブランドが、今年3月末の国内累計販売50万台を達成を記念して、LCに特別仕様車“Structural Blue”を設定。全国のレクサス店を通じて4月5日に発売した。
2005年に国内で販売を開始して以来、現在、LEXUSは11車種を展開。2017年には、フラッグシップクーペ「LC」の発売や、フラッグシップセダン「LS」のフルモデルチェンジなど、新世代LEXUSとしての変革を進めてきた。
LCは、GA-Lプラットフォームや、マルチステージハイブリッドシステム、Direct Shift-10ATなどの最先端技術の採用に加え、独創的なデザインなどが特長の新世代LEXUSの象徴としてデビューしたフラッグシップクーペ。
特別仕様車“Structural Blue”は、LC500h/LC500 “L package”をベースに、自然界に存在する美しい色からインスピレーションを受け、LEXUSの独自の技術により開発した外板色ストラクチュラルブルーと、2種類の内装色を設定。ラグジュアリークーペとしての魅力的なデザインを一層引き立たせたと云う。
ストラクチュラルブルーは、南米に生息するモルフォ蝶の羽から着想を得た「構造発色」という原理を応用したLEXUS独自のボディカラー。
モルフォ蝶の羽は無色だが、光を受けると特定の波長だけが反射・強調される構造になっているため、人間の目には青く輝いて見えると云う。
LEXUSでは、この原理を再現した自動車用の構造発色性顔料を15年の期間をかけて開発。
光の反射により、圧倒的な鮮やかさと強い輝き、深みのある陰影を実現し、ボディの抑揚を美しく際立たせたとしている。
一方、内装色には、日の出や日の入りのわずかな時間に現れる幻想的な空の風景をモチーフに、ストラクチュラルブルーと調和した、特別仕様車専用ブルーモーメントと、ブリージーブルーの2種類を設定。自然現象が生み出す多彩なグラデーションの瞬間を描き出し、室内を美しく彩るとしている。
[LC500h/LC500 特別仕様車 特別装備]
・フロント245/40RF21+リヤ275/35RF21ランフラットタイヤ&鍛造アルミホイール(ポリッシュ仕上げ+ブラック塗装)
・特別仕様車専用スカッフプレート(CFRP)
・マークレビンソン・リファレンスサラウンドサウンドシステム
・カラーヘッドアップディスプレイ
・ステアリングヒーター
・寒冷地仕様
*1 南米に生息する大型の蝶。鱗粉の特殊な形状による光の反射で羽が青に発色し、「世界で一番美しい蝶」とも呼ばれている。
[LC500h/LC500 特別仕様車 メーカー希望小売価格](単位 : 円)
<車名 、エンジン、トランスミッション、駆動、価格*(消費税込み)>
– LC500h 特別仕様車“Structural Blue”、8GR-FXS(3.5L V型6気筒)、マルチステージ ハイブリッド トランスミッション、2WD(FR)、15,250,000
<車名 、エンジン、トランスミッション、駆動、価格*(消費税込み)>
– LC500 特別仕様車“Structural Blue”、2UR-GSE(5.0L V型8気筒)、Direct Shift-10AT、2WD(FR)、14,750,000
* リサイクル料金は含まれない
LC 車両情報: http://lexus.jp/models/lc/