トヨタ自動車傘下のレクサス(LEXUS)ブランドは2月3日、2019年の全世界販売実績を発表した。
2019年1~12月の全世界販売実績は、2018年に導入した新型ESやUX、2019年8月にマイナーチェンジしたRXなどの販売好調に加えて、中国のラグジュアリー市場の伸長が全体の販売をけん引したため、765,330台(前年比 110%)と前年実績を上回り、過去最高の年間販売実績となった。
2019年1~12月の主要地域別の販売実績は以下の通り。
・北米約 32.5万台(前年比 100%)
・中国約 20.2万台(前年比 125%)
・欧州約 8.7万台(前年比 114%)
・日本約 6.2万台(前年比 113%)
・中近東約 3.2万台(前年比 108%)
・東アジア約 3.4万台(前年比 108%)
この発表に際して、レクサスの佐藤恒治プレジデントは、以下のように話している。
「世界中でレクサスモデルをご愛用頂いているお客様のお一人お一人に心より感謝を申し上げます。我々レクサスは、創業時の原点であるイノベーションの精神とたゆまぬ進化を徹底的に追求してゆくことで、お客様のご期待を超えるクルマづくりに挑戦し続けてまいります。
本年以降は、電動化ビジョン「Lexus Electrified」のもと、初のEV市販モデルUX300eの発売を皮切りに、電動車ラインアップを拡充してまいります。
クルマづくりの基本に立ち返りながら、レクサスのDNAである静粛性・乗り心地をより一層進化させるとともに、長年ハイブリッドで培ってきたモーター制御技術による駆動力の統合的な制御など、レクサスならではの楽しさ・喜びをご提供してまいりたいと思います」。