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2023年12月13日【アフター市場】

レクシブ、福島県白河市のEVカーシェアリング事業を支援

坂上 賢治

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REXEV(レクシブ/本社:東京都千代田区、代表取締役社長:渡部健)は12月13日、福島県白河市でEVカーシェアリング事業の支援を開始した。

 

より具体的には、REXEVが運営する〝eemoカーシェアリング〟のフランチャイズとして(公財)白河市観光物産協会(所在地:福島県白河市郭内1-2)が加盟。この白河市観光物産協会が住友三井オートサービス(SMAS/本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤 計)と連携して12月1日からEVカーシェアリング事業を開始したもの。

 

この〝eemoカーシェアリング〟は、EVカーシェアを行いたい法人向けてフルパッケージ型のEVカーシェアリング・プラットフォームを提供するもの。EV用充電器や電気工事の手配からEV調達、カーシェアリングの市場調査まで顧客のニーズに合わせてフルパッケージでサポートしている。

 

 

今回、白河市観光物産協会とSMASが上記の〝eemoカーシェアリング〟に加盟した理由は、白河市が予てより、脱炭素社会実現に向けた取り組みを継続的に行っていることがある。今回、白河市観光物産協会を介して白河市が先頭に立って行う同サービスでは、平日は白河市自身が当該EVを公用車として利用。一方、休日は一般に開放して市民のEVへの理解を深めてもらうのが目的だ。

 

ちなみにこのような自治体のEV公用車を、一般も利用できる形のシェアリング事業は県内では初めての取り組みとなる。さて今回のEV公用車のシェアリング事業は、冒頭の通りで(公財)白河市観光物産協会がEVカーシェアリングの運営を行う。

 

運営体制では、白河市観光物産協会と連携するSMASがEVの日産リーフ2台を配置。REXEVは、スマート充電器と連携したカーシェアシステムを提供する。車両設置にあたっては、JR白河駅西側の駐車場にEVステーションを開設。利用者はスマートフォンの専用アプリで簡単に予約することができ、15分単位で利用できる。

 

料金は15分264円からとなり、土、日祝日には市民だけでなく、観光客も使いたい時に誰でも利用することができる仕組みだ。

 

なおEVの充電は、利用前後にプラグを抜き差しするだけの簡単操作で済む。さて上記のサービス提供体制を踏まえて白河市は、去る12月1日、JR白河駅前で鈴木和夫白河市長ら参加のもとオープニングセレモニーを行った。

 

実施されたオープニングセレモニーは以下の通り
日 時:令和5年12月1日(金)
場 所:JR白河駅東側のコンピエーニュ白河交流広場
    (福島県白河市郭内1−2)
主催者:白河市長(鈴木和夫)
    白河市観光物産協会(理事長 草野 好夫氏)
    株式会社REXEV(代表取締役社長 渡部健)
出席者:白河市長(鈴木和夫)
    白河市観光物産協会(副理事長 有賀 義裕氏)
    株式会社REXEV(代表取締役社長 渡部健)

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。