既に同様のサービスとしては2016年8月から、日本初のサブスクリプションサービスとして車買取・販売の株式会社IDOM(イドム、旧社名:株式会社ガリバーインターナショナル、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:羽鳥由宇介)が月額定額クルマ乗り換えホーダイの『ノレル(NOREL)』開始しており、今年10月1日からはビー・エム・ダブリュー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ペーター・クロンシュナーブル)の協力を得てBMWとMINIの新車を提供する新メニューを追加し先行してきた。
これに対してトヨタ自動車では、コネクティッド技術を活用した安全運転・エコ運転の度合いや販売店への定期入庫などをポイント化し、そのポイント数に応じたサービスを受けられるプログラムも展開する。新サービスのより詳細な運営方法・形態などについては現在検討中としているが、まずは東京地区でトライアルを実施する予定となっている。
同サービスの好評にあたっての豊田章男・代表取締役社長のコメントは以下の通り
「クルマが誕生してから100年以上にわたって人々に愛されてきたのは、『便利だから』だけでなく、所有する楽しさ、運転する楽しさ、移動する楽しさなど、人々に様々な『楽しさ』を提供してきたからだと思います。
クルマが所有から利活用にシフトしていくなかで、お客様にもっと気楽に楽しくクルマとお付き合いいただくための新たな提案が今回の愛車サブスクリプションサービス『KINTO』です。
クルマが欲しくなったら簡単にクルマライフをスタートし、違うクルマに乗りたくなったら乗り換え、不要になったら返却する。必要な時にすぐに現れ、思いのままに移動できる、まさに『筋斗雲』のように使っていただきたいと考え、『KINTO』と名付けました。
今後も、クルマ本来の魅力を伝えるとともに、『愛のつくモビリティを提供し続ける』という想いで、未来のモビリティ社会をもっと、もっと楽しいものにするための取り組みを進めてまいります。」