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2024年6月7日【特別仕様車】

LBTリミテッド、稀少生産のフォードGTを販売

坂上 賢治

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コレクター向け車両の販売、仲介、コレクション管理を担うLBI Limitedは6月6日( 米・ミシガン州ポンティアック発  )、フォードとの2年契約を終えたばかりで納車距離わずか14.2マイルの2022年型フォードGTアラン・マン・ヘリテージ・エディションを販売する。

 

助手席足元のキックプレートには工場出荷時の青い保護フィルムが貼られたままで、納車時のシートカバーも車両に付いたままだ。フォードGTブランドのバッグに収められた工場出荷時の空気ポンプも、工場出荷時のビニール包装のままとなっている。

 

 

車両には、製造中の写真、塗装見本、窓自体には貼られていない工場出荷時のオリジナルの窓ステッカーなど、購入プロセスからの書類やアイテムが含まれている。

 

この車は、わずかに生産された30台のアラン・マン・ヘリテージ・エディションのうちの1台で、第2世代フォードGTプログラムのストリートカー生産の最終年として提供されたもの。

 

 

ユニークなグラフィックカラーは、GT40の開発とルマンでのフォードの勝利に重要な役割を果たしたアラン・マン・レーシングの1966年フォードGT40軽量実験プロトタイプに敬意を表した。

 

生産された30台はすべて、マン・レッドにマン・ゴールドとオックスフォード・ホワイトのストライプが描かれている。また各車には、60年代の有名なフォード・レーサーとの繋がりを更に強調する16番のグラフィックも含まれる。

 

 

また、この限定版GTには、ホイール、フロント・スプリッター、サイド・シル、ミラー、エンジン・ルーバー、リア・ディフューザーなど、露出したカーボンファイバー製コンポーネントも装備されている。

 

最後に今回の2022年型フォードGTアラン・マン・ヘリテージ・エディションは、オリジナルを保有するオーナーから初めて一般公開された、まさしく一生に一度のチャンスだろう。

 

 

生産台数が限られており、注文プロセスはフォードによって厳重に守られているため、注文を逃した人にとっては、真新しいフォードGTアラン・マン・ヘリテージ・エディションをコレクションに加えるチャンスとなる。希望の販売価格は139万5000ドルで、予約でき、LBILimited.comでオンラインで車両を閲覧できる。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。