ビジネス・プロセス・マネジメント等を手掛けるエル・ティー・エスは、6月21日、静岡トヨペットが進める「RPA(アール・ピー・エー)導入による業務改善」の支援を開始したと発表。静岡トヨペットの業務をさらに効率化・自動化することで、顧客へ提供する価値の向上を目指す。
RPAとは、Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)の略。PC画面上のアプリケーション、システム画面を識別し、人間と同じように操作を行うことができるようなソフトウェア(ソフトウェアロボット)のこと。
今回同社では、ソフトウェアにNTTアドバンステクノロジが提供するWinActorを使用する。
静岡トヨペットは、今回の取り組みにあたり、まず
「RPAによる自動化をベースに業務を再設計すること」
「社員がRPAを用いた業務改善スキルを習得し実践すること」
の2点をRPA導入方針として掲げている。
エル・ティー・エスでは、これら方針をもとに、静岡トヨペットへ
・RPA導入に向けた対象業務内容の整理
・RPA導入可能業務の提言やRPA人材育成に向けたトレーニングの提供
・業務改善活動全体の推進
等を支援する。
これらにより、同社は、静岡トヨペットの業務において、RPAの基本的な導入効果である「自動化による生産性向上・品質向上・スピードアップ・高度化」を実現し、さらにRPA導入を起点とした継続的な業務改善体制の構築を目指す方針だ。