パイオニアは5月27日、自社のサウンドシステムがトヨタ自動車の新型ランドクルーザー“250”シリーズ(2024年4月18日国内発売)の「10スピーカーサウンドシステム」に採用されたことを発表した。
ランドクルーザー“250”シリーズのVXグレードに標準装備される「10スピーカーサウンドシステム」は、パイオニアが長年培ってきた音響技術・ノウハウを投入、力強い走破性にシンクロする正確でパワフルな低音により音響空間を創出する。
なお車室内には、フルレンジやミッドレンジ、サブウーファーなど計10個のスピーカーを最適配置。その中でも、インパネサイドのスピーカーの位置や角度を緻密に設計・配置することで、立体的でクリアな音場を実現した。
また、バックドアのサブウーファーは、荷室スペースの容量を確保しながら車両構造をエンクロージャーとして活用する専用設計により、力強い低音を全席へ届ける。
更に8ch-class Dアンプの構成部品を一新し、シンプルな設計構造にすることで、低ノイズかつ高音質再生を実現。独自のアップコンバート技術により、圧縮音源でもハイレゾ相当の高音質な音で楽しめるようにしたという。
「10スピーカーサウンドシステム」の概要
(1)インパネサイド
___________:2way 9cm Midrange×2
___________:Tweeter×2
(2)インパネセンター:9cm Midrange×1
(3)フロントドア:18cm Woofer×2
(4)リアドア:16cm Full range×2
(5)バックドア:20cm Sub-Woofer×1
(6)バックドア:8ch Class-D アンプ×1