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2023年12月8日【新型車】

カワサキ、二種原付ながら本格的な車体を持つEV二輪を発売

坂上 賢治

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Ninja e-1(左)とZ e-1(右)

 

カワサキモータースジャパン本社:兵庫県明石市、代表取締役社長:桐野 英子)は12月8日、カワサキ初のピュア電動モーターサイクルの「Ninja e-1」と「Z e-1」を2024年1月13日に発売する。

 

Ninja e-1

 

「操る悦び」を追求しモーターサイクルを作り続けてきたカワサキから、新たにEV スポーツモデル「Ninja e-1」が登場。

同社によると、いずれも定格出力0.98kWの第二種原動機付自転車クラスでありながら、400ccクラスに匹敵する本格的な車体を持ち、電動モーターならではの素早いレスポンスと大きなトルクで静かで俊敏な走りを実現しているという。

 

 

走行モードは「ROAD」と「ECO」が選択可能で、一時的な加速力を得られる「e-boost」や、駐輪時に便利な「ウォークモード」も装備。

 

バッテリーは単体重量11.5キログラムのリチウムイオンバッテリーパックを2個使用し、充電は車体から取り外してアクセサリーの専用充電器を使用するか、車体に取り付けたままアダプターで充電することができる。

 

 

「Ninja e-1」はNinjaの名称に相応しくフルカウリングの車体を持たせてあり、歴代のカワサキブランドのフィロソフィーを受け継ぐよう仕上げたという。

 

もう1台は、同じくカワサキ伝統のスーパーネイキッドの名前を受け継いだ「Z e-1」、躍動感あるスタイリングに俊敏なハンドリングと卓越した重量バランスを備えた仕上がりになっているとしている。

 

 

こちらも定格出力0.98kWの第二種原動機付自転車クラスながら、400ccクラスに匹敵する本格的な車体に加え、電動モーターならではの素早いレスポンスと大きなトルクを持たせている。走行モードは「ROAD」と「ECO」が選択可能で、一時的な加速力を得られる「e-boost」や、駐輪時に便利な「ウォークモード」も装備。

 

バッテリーは先の「Ninja e-1」と同じくリチウムイオンバッテリーパックを2個使用し、充電は車体から取り外して専用充電器(別売)を使用するか、車体に取り付けたままアダプター(別売)で充電することができる。

 

 

その他の主な特長
・走行中に排出ガスを出さずに400ccクラスのトルクを発揮するゼロ・エミッションのブラシレス電動モーター搭載。
・本格的なライディングが楽しめる、優れたハンドリング。
・400ccクラスをベースとした信頼性の高いトレリスフレームと、バッテリーを含めた軽量な車体。
 ※Ninja e-1:140kg、Z e-1:135kg 車両重量(バッテリー含む)。
・インナーチューブ径φ41mmのテレスコピックフロントフォークとユニ・トラックリヤサスペンション。
・車体から取り外して家庭用電源で充電できる(充電器別売り)一個11.5kgのリチウムイオンバッテリー(2個使用)。
・最大15秒間加速力と最高速度を向上できるe-boost機能。
・走行中スロットルを戻すことにより発生する減速エネルギーをバッテリーに充電する回生システム。
・クラッチやシフト操作が不要なオートマチック。
・駐輪場での移動に便利な後進機能付きウォークモード(前進:約5km/h、後進:約3km/h)。
・Bluetoothによりスマートフォンと接続できる4.3インチTFTカラーインストゥルメントパネル。
・バッテリー収納部の上部に設けられた約5Lの収納スペース。

 

 

主要諸元

 

車名:Ninja e-1
メーカー希望小売価格:1,067,000円
(本体価格970,000円、消費税97,000円)
※価格にはバッテリーパック2個を含む。
※充電器やアダプター類は別売。
カラー:メタリックブライトシルバー×メタリックマットライムグリーン
発売予定日:2024年1月13日(土)
販売店:カワサキ正規取扱店

 

※メーカー希望小売価格は消費税を含む参考価格。
※価格には充電器や充電アダプター類、保険料、税金(消費税除く)、登録等に伴う諸費用は含まず。二輪車リサイクル対象車両で価格には同費用が含まれる。
※当該モデルはカワサキモータースの海外工場Kawasaki Motors Enterprise(Thailand)Co.,Ltd(KMT)で日本向けに生産された車両でABS装着車。
※(一社)次世代自動車振興センターの補助金(CEV補助金)対象車で、それとは別に独自に補助金制度を適用している自治体もある。予算消化状況により、補助金申請受付を終了している場合がある。
例・東京都に住民票がある場合:CEV補助金12万円、東京都電動バイク普及促進事業補助金46万円、計58万円の交付を受けることができる。(2023年12月8日現在)

 

 

 

Z e-1

 

車名:Z e-1
メーカー希望小売価格:1,012,000円
(本体価格920,000円、消費税92,000円)
※価格にはバッテリーパック2個を含みます。
※充電器やアダプター類は別売です。
カラー:メタリックブライトシルバー×メタリックマットライムグリーン
発売予定日:2024年1月13日(土)
販売店:カワサキ正規取扱店

 

※メーカー希望小売価格は消費税を含む参考価格。
※価格には充電器や充電アダプター類、保険料、税金(消費税除く)、登録等に伴う諸費用は含まず。二輪車リサイクル対象車両で価格には同費用が含まれる。
※当該モデルはカワサキモータースの海外工場Kawasaki Motors Enterprise(Thailand)Co.,Ltd(KMT)で日本向けに生産された車両でABS装着車。
※(一社)次世代自動車振興センターの補助金(CEV補助金)対象車で、それとは別に独自に補助金制度を適用している自治体もある。予算消化状況により、補助金申請受付を終了している場合がある。
例・東京都に住民票がある場合:CEV補助金12万円、東京都電動バイク普及促進事業補助金46万円、計58万円の交付を受けることができる。(2023年12月8日現在)

 

 

※PDFファイルをダウンロードは以下。
https://prtimes.jp/a/?f=d28066-529-e52f9d8334f50f775214cb5742edbd5b.pdf

 

会社名:株式会社カワサキモータースジャパン
所在地:〒673-8666 兵庫県明石市川崎町1番1号
代表取締役社長:桐野 英子
設立:昭和28年12月15日

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。