三井不動産リアルティは、同社運営のカーシェアリングサービス「カレコ・カーシェアリングクラブ」が提供する車両に、今後、ドライブレコーダーを積極的に導入すると発表した。
近年、貸切バスへのドライブレコーダーの装着が義務付けられたことや、高速道路での事件・事故報道の影響を受け、シェアリングカーへのドライブレコーダー装着ニーズもまた、高まっていると云う。
会員アンケートにおいても、「事故に遭遇してしまった時のためにドライブレコーダーをもっと増やしてほしい」という声が届いており、同社では、2017年12月末時点で、160台以上の車両でドライブレコーダーが利用できるよう、設置車両を増やしていく。
また、今後すべての車両にドライブレコーダーを設置することも検討中とのことだ。
今回クルマに設置されるドライブレコーダーは、クリューシステムズ社の「UVC1100」。100万画素のカメラを搭載し、事故・危険挙動などの映像もきれいな画質で閲覧可能だと云う。
同社では、ドライブレコーダーの導入により、事故発生時の映像や走行データを確認できるだけではなく、安全意識の向上及び事故の抑制についても期待できると考えている。
また、「カレコ・カーシェアリングクラブ」では、自動ブレーキをはじめとした安全運転をサポートする機能を備えた車両についても、積極的に導入。
2018年4月までに自動ブレーキ機能を備えたクルマを全体の62%、バックモニター機能を備えたクルマを全体の54%、駐車支援機能を備えたクルマを全体の5%まで増やす計画だ。