事業向けクラウドソリューションの開発を手掛けるテラスカイは、4月26日、神奈川トヨタ自動車が次世代型店舗として4月21日にオープンした新小田原店に導入した、「おもてなし支援システム」と「購買意思決定支援システム」の情報連携に関わる構築を開発したことを発表した。
神奈川トヨタ自動車は、新店のコンセプトに
「販売店社員が顧客とのやり取りにより注力できる」こと
「顧客により早く、よりストレスフリーで、よりニーズに合うものを提供する」
ことを掲げ、営業活動をアシストし、顧客エンゲージメントを高められるシステムの構築を企画。テラスカイが提供するクラウドベースのCRMツールSalesforceを中核に、システム開発を行った。
その中で、テラスカイは、神奈川トヨタ自動車の要望に応えるべく、「おもてなし支援システム」と「購買意思決定支援システム」の情報ポータルの開発支援をおこなった。
今回導入したシステム中、「おもてなし支援システム」(記事最上段)は、顧客の予約や来店などのステータスを管理するもの。
来店客のナンバー情報をカメラで検出するナンバーキャッチシステムや、その情報をCRM上の来店予約情報と付け合わせて、受付担当者から営業担当者に知らせる機能などが実装されている。
また、「購買意思決定支援システム」(下)は商談時に見積情報等と連携する情報ポータル。新車/中古車の販売見積や、神奈川トヨタ自動車が管理する板金見積などのシステムをSalesforceと連携し、よりシームレスで最適な提案ができることを可能にしている。
小田原店の取組みは、次世代の販売店モデルとして今後他店にも展開していく計画だ。