鹿児島トヨタ自動車(以下「鹿児島トヨタ」)は5月25日、Kアクセス(以下「キャンパー鹿児島」)と業務提携し、移動の新しい価値を提供する多目的モビリティを企画開発すると発表した。
移動が制限されている中でも、パーソナルな居住空間を確保して快適に移動を楽しめるキャンピングカーが脚光を浴びている。マイクロツーリズムの手段として、リモートオフィスとして、また災害時の避難場所やメディカルカーとしての需要も高まってきている。
そこで、鹿児島トヨタではライフスタイルの変化に適応したモビリティを提供するために、キャンパー鹿児島との共創プロジェクトをスタートした。キャンパー鹿児島は、『電源革命』と称された蓄電システムを先駆けて導入するなど、業界内で先進的なビルダーである。
鹿児島トヨタオリジナルのキャンピングカーとして、トヨタ・ハイエースベースで開発。ブランド名は“KT CRUISER”とし、KTの頭文字には ①クルマでツーリズム / ②空間を多目的に / ③快適にトランスフォーメーション という3つのコンセプトを込めている。“ローカルモビリティ”で鹿児島を元気にする活動の一環で、地域の生活を豊かにし、社会課題を解決するモビリティとして2021年7月の発表・発売開始を計画している。