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2024年7月26日【MaaS】

加賀電子、大阪・関西万博でALFA製EVバスを提供へ

坂上 賢治

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加賀電子は7月26日、傘下企業のエクセル及びEV(電気自動車)バスの輸出入・販売を行うアルファバスジャパンと共同で、来たる2025年4月13日から10月13日まで、大阪で開催される『2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)』の運営参加サプライヤーとして協賛する。

 

1. 協賛の内容
上記を踏まえ加賀電子グループは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に賛同し、排出ガスゼロの環境性能ならびにノンステップ・バリアフリー設計の中国ALFAバス社製・小型EVバス「e-City L6」を提供する。

 

開催期間中は、国内外から大阪・関西万博へ来場する賓客や、万博関係者の会場内輸送車両として円滑な業務遂行・運営を支援する。

 

 

2. ALFAバス社製 小型EVバス「e-City L6」について
ALFAバス社製EVバスは、バッテリーからの電気で走行するため、排気ガスを排出せず、CO2排出量をゼロにすることが可能となるなど環境性能に優れている。

 

また、搭載されたバッテリーは非常用電源としても使えるため、バス後部に外側から使えるACコンセントを設置することで、災害発生時の避難所などで防災ステーションとしての役割も果たす。

 

今回提供する小型EVバス「e-City L6」は、日本国内の道路事情を勘案した全長約6mの小型サイズながらバッテリーをリアとルーフに分散配置することにより、全長7mクラスと同等の最大29名が乗車できる室内空間を確保した。

 

 

同バスは今年3月に国内発売も開始しており、4月には山梨交通に第一号を納入。山梨県米倉山次世代エネルギーPR施設「きらっと」と甲府駅の間を結ぶシャトルバスとして運行している。

 

主要諸元
・サイズ:6,090×2,080×1,980(mm) (全長×全幅×全高)
・車両総重量:4,700(kg)
・乗車定員:29名
・航続距離:200km
・バッテリー容量:105kwh
・モーター出力:120kw(最大)
ALFAバス社製 小型EVバス『e-City L6』

 

 

3. 株式会社エクセルの概要
会社名: 株式会社エクセル
代表者: 代表取締役 社長執行役員 池田 光仁
本社所在地: 東京都千代田区神田松永町20番地 加賀電子本社ビル9F
設立: 1961年7月25日
事業内容: 液晶等表示デバイス、集積回路、半導体素子、その他の電子部品及び電子機器の販売ならびに輸出入
URL: https://www.excelweb.co.jp/

 

4. アルファバスジャパン株式会社の概要
会社名: アルファバスジャパン株式会社
代表者: 代表取締役社長 黄 坤達
本社所在地: 東京都千代田区神田松永町20番地 加賀電子本社ビル9F
設立: 2019年12月23日
事業内容: EVバスおよびその関連部品の輸出入および販売
      発電および充電用設備機器の輸出入および販売
URL: https://alfabus-j.com/company

 

 

 

5. 加賀電子株式会社の概要
社名: 加賀電子株式会社
代表者: 代表取締役 社長執行役員 門 良一
所在地: 〒101-8629 東京都千代田区神田松永町20番地
設立: 1968年9月12日
事業内容: 電子部品・半導体の販売からEMS
      (電子機器の受託開発・製造サービス)、
      パソコン及びその他周辺機器などの完成品の販売など
資本金: 121億33百万円
URL: https://www.taxan.co.jp/jp/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。