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2021年2月18日【テクノロジー】

JLR、E-PACE 2021年モデルの受注開始

NEXT MOBILITY編集部

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「E-PACE LAUNCH EDITION」

 

 

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2月18日、「E-PACE」2021年モデルの受注を同日より全国の正規販売ディーラーネットワークにて開始すると発表した。

 

コンパクト・パフォーマンスSUVである「E-PACE」は、2017年に新たにジャガーのラインアップに追加されたモデルで(日本発売は2018年2月)、それ以来初の大幅改良となる。

 

 

 

「E-PACE」

 

 

まず、最新の電動パワートレイン技術に対応するように設計された PTA(Premium Transverse Architecture)をジャガーとしては初めて採用。エンジンマウントの位置を変更することで、スロットルレスポンスを向上させながら、ステアリングホイールへ伝わる振動を減少させ、静粛性と乗り心地を高めている。

 

エンジン・ラインアップも、最高出力150kW/204PS、最大トルク430Nmを発揮する最新の2.0リッター直列4気筒INGENIUMディーゼル・エンジンを新たにラインアップ。マイルド・ハイブリッド・テクノロジー(MHEV)を採用し、減速時に失われてしまうエネルギーを動力としてバッテリーに蓄え、エンジンを停止させて無負荷走行(時速 17km/h 以下の場合)したり、スムーズな発進をサポートし、燃費効率と加速時のレスポンスを改善している。

 

 

内外装のデザインも見直し、エクステリアは、ヘッドライトのラインアップを変更、フロントグリル、フロントバンパーロワーインサート、リアバンパーのデザインを刷新したほか、サイドベントにはジャガーのリーパーロゴを配し、新デザインのホイールも追加した。

 

インテリアにもまた、エンボス加工のジャガーリーパーロゴをレイアウトしたヘッドレストやクリケットボールステッチを施したシフトレバー、コンソールの小物用トレイ、11.4インチのタッチスクリーンを新たに追加し、高級感と快適性を追求している。

 

 

 

 

 

また、従来のJaguar Driveコントロールで選択可能だった「雨/氷/雪」モードに代わり、さまざまな路面状況を瞬時に検知して、それに応じてグリップ力を調整するアダプティブ・サーフェス・レスポンス(AdSR)を備え、走行安定性をこれまで以上に高めている。

 

そして、3D サラウンドカメラ、ブラインドスポットアシスト、アダプティブクルーズコントロール、フロント&リアパーキングエイド、リアコリジョンモニター、リアトラフィックモニターなどの様々なドライバー支援システムと最新インフォテインメント・システム「Pivi」が標準装備(グレード「S」以上は「Pivi Pro」)されている。

 

 

今回、「E-PACE」2021年モデルの発売を記念し、特別仕様車「LAUNCH EDITION」を50台限定で用意する。最上級グレード「R-DYNAMIC HSE P250」をベースに、「LAUNCH EDITION」専用色の「ポルトフィーノブルー」のエクステリアカラーに「クラウド」、「ディープガーネット」のインテリアカラーを組み合わせた。

 

「E-PACE」のスポーティさを際立たせるブラックエクステリアパック、ピクセル LED ヘッドライト、21 インチホイール(グロスブラック)に加え、ワイヤレスデバイスチャージングや空気清浄システム(PM2.5 フィルター搭載)などの最新のオプションを備えている。

 

 

■「E-PACE」2021年モデル概要
– 受注開始日
2021年2月18日(木)
– エクステリアカラー(全11色)
ブルーファイヤーブルー(新色)、アイガーグレイ(新色)、ハクバシルバー(新色)、カルパチアングレイ(新色)、フジホワイト、カルデラレッド、サントリーニブラック、ユーロンホワイト、フィレンツェレッド、ボラスコグレイ、シリコンシルバー
– メーカー希望小売価格(消費税10%込み)
4,980,000〜6,980,000円
※保険料、消費税を除く税金、登録に伴う費用、付属品、リサイクル料金は含まない。

 

■特別仕様車「E-PACE LAUNCH EDITION」 ベースモデル
– ベースモデル
R-DYNAMIC HSE P250
– 台数
50台
– カラー
エクステリア:ポルトフィーノブルー(「LAUNCH EDITION」限定色)
インテリア:クラウド(30台)、ディープガーネット(20台)
– 主な特別装備
・ブラックエクステリアパック
・固定式パノラミックルーフ
・ピクセルLEDヘッドライト(シグネチャーDRL付)
・21インチ“スタイル 5053”5スプリットスポーク(グロスブラックフィニッシュ)
・ClearSight インテリア・リアビューミラー
・空気清浄システム(PM2.5フィルター搭載)
・プレミアムキャビンライト
・ワイヤレスデバイスチャージング
・ヘッドアップディスプレイ
・ダイナミックハンドリングパック
・コールドクライメートパック
– 特別仕様車価格(消費税10%込み)
8,548,000円
※保険料、消費税を除く税金、登録に伴う費用、付属品、リサイクル料金は含まない。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。