Jeepブランドは5月31日( 米NY発 )、ニューヨーク証券取引所( NYSE )でJeepブランドCEOのアントニオ・フィローザ氏とステランティスの経営陣が開会のベルを鳴らし、世界初のJeep製バッテリー電気自動車( BEV )の2024 Jeep Wagoneer S Launch Edition( 2024 ジープ・ワゴニアS ローンチエディション )の予約受注開始を祝った。
前日の5月30日にニューヨーク市から世界初公開されたジープ・ワゴニアSは、今秋に米国とカナダのディーラーを経て顧客の手に到着する予定。ステランティスでは、先行予約で最初にハンドルを握ったドライバーは、0→60mph加速3.4秒、トルク617ポンドフィート、目標航続距離300マイル以上を存分に体験できる謳っている。
ジープ・ブランド北米部門のシニアバイスプレジデント兼責任者を務めるビル・ペファー氏は、「2024年型ジープ・ワゴニアSローンチエディションを受注頂くことは、とても簡単かつシンプルな手順だけで完了します。
現段階でジープ・ワゴニアSは、ローンチエディションのワンタイプのみの販売ですので、Jeep.comにアクセスして詳細を入手し、新しく公開された画像を閲覧し、特定のモバイル決済サービスを介して返金可能な100ドルのデポジットを決済。
後は外装色を選び、地元のディーラーを選択して予約頂くだけで逸早く、世界初の電動Jeepをお愉しみ頂けます。またて全てのローンチエディションには、48アンペアのレベル2家庭用充電器か、Free2move Chargeによる600ドルの公共充電クレジットの何れかの選択肢が含まれています」と話している。
なおジープブランドが実施する同車のプロモーションは、ニューヨーク市から全米の主要なEV市場に至るまで、ニューヨーク証券取引所のファサードに3,500平方フィートを超える看板を設置。
Volta充電ステーションネットワークを乗っ取って、ブランドメッセージを全国2,000以上のスクリーンに表示し、ペンシルベニア駅全体にデジタルウォールやキオスク看板を設置するなど積極的で、170以上の屋外ディスプレイで同社初のグローバルBEVの認知度を高め、日々の通勤路に於いて消費者の注目して貰える施策を巡らせている。
ジープのディーラー網も新型ジープ・ワゴニアSの発売に向けて準備を進めており、インフラの改善、BEV製品に特化したトレーニング、充電ステーション、サービスベイ、リフト、EVメンテナンス専用ツールの設置に投資中だという。
2024年型ワゴニアS ローンチエディションは、EV認定のジープブランドディーラーで今秋から販売開始となり、米国メーカー希望小売価格は71,995ドル(配送料1,795ドルを含む)からとなっている。