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2021年12月13日【新型車】

Jeep、3列シートの「グランドチェロキー L」を新設定

NEXT MOBILITY編集部

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FCAジャパンは12月13日、Jeep®(ジープ)のフラッグシップSUV「Grand Cherokee(グランドチェロキー)」を10年ぶりにフルモデルチェンジし、3列シートを備えた「グランドチェロキー L」を新たに設定、「Limited(リミテッド)」と「Summit Reserve(サミット リザーブ)の2グレード構成で発売すると発表した。

 

メーカー希望小売価格(消費税含む)は、7,880,000円から9,990,000円。2022年2月19日(土)より販売する。

 

大人7名、または6名が乗車できる3列シートSUVへ
4代目となる新型は同モデルで初めて3列シートを備えた「グランドチェロキー L」を新設モデルとし、多人数乗車が可能となった。日本導入は「リミテッド」「サミット リザーブ」の2グレードで、乗車定員はリミテッドが7名、サミット リザーブは6名。パワートレインには、いずれも3.6ℓV型6気筒エンジンに、8速オートマチックトランスミッションを組み合わせている。

 

元祖ラグジュアリーSUV「ワゴニア」にインスピレーションを受けたエクステリア
新型グランドチェロキー Lのエクステリアは、1963年に誕生したラグジュアリーSUVの草分け、「ワゴニア」にインスピレーションを得ている。4WD車の高い走破性と乗用車らしいデザインおよび快適性を融合したワゴニアは、そのコンセプトが多く評価され、自動車史に名を刻む名作となったという。グランドチェロキー Lはそのワゴニアから優雅なロングノーズ・プロポーションや広々としたキャビン、ならびに特徴的な逆スラントノーズを受け継ぎ、最新のデザインアプローチにより、モダンでスタイリッシュなプロポーションに仕上げられた。

 

クラストップレベルの上質感を実現したインテリア
インストルメントパネルは水平基調で横方向の広がりを強調すると共に、厳選された上質なマテリアルを重ね合わせたレイヤー状レイアウトにより、上質感を演出。中心部には10.1インチのデジタルタッチスクリーンが配置され、モダンかつ使い勝手に優れたインターフェイスを実現するという。

 

インフォテインメントシステムには、第5世代のUconnect® オーディオシステムを採用。全車アイシン製ナビゲーションシステムを搭載し、Apple CarPlayならびにAndroid Autoに対応するほか、予め登録した最多5名分のユーザープロファイルが登録可能となっている。

 

 

 

 

 

 

数々の新機能によりワンランク上の快適性を実現
オートマチックのコントローラーには、ジープ初となるロータリーシフトを採用。またロータリーシフトの両脇には、路面状況に合わせて車両設定を切り替えられるセレクテレイン、ならびに車高調整機能といった走行性能に関わる機能が集約されている。

 

このほか乗員の快適性を高める装備として、3ゾーンまたは4ゾーン温度調整機能付オートエアコンディショナーやアンビエントLEDインテリアランプ、パワーリフトゲート、115V アクセサリー電源アウトレットなどを標準装備。サミット リザーブではさらに、フロント16ウェイパワーシート、フロントマッサージ機能、McIntoshプレミアムサウンドシステム、置くだけでスマートフォンの充電ができるワイヤレスチャージングパッド、ハンズフリーパワーリフトゲートなどが備わる。

 

運転支援機能には、車両周辺の障害物をモニター上で確認できるサラウンドビューカメラ、ヘッドアップディスプレイ、後席の乗員や荷物の有無に関わらず後方視界を確保できるデジタルリアビュールームミラー(サミット リザーブ)、車線中央を維持した走行をサポートするアクティブドライビングアシスト(サミット リザーブ)、インターセクションコリジョンアシスト(交差点衝突回避支援機能/リミテッド)といった、初採用の機能を数多くの含む先進装備により、安全運転をサポートする。

 

なお、ボディカラーは、ダイアモンドブラッククリスタルP/C、ヴェルヴェットレッドP/C、バルティックグレーメタリックC/C、ブライトホワイトC/Cの4色が設定される。サミット リザーブのみ、バルティックグレーメタリックC/Cを選択した場合、ルーフがブラック仕上げとなる。

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。