2023年のヨーロッパカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたJeep® Avenger(ジープ アペンジャー)は、欧州市場で10万件の顧客注文を獲得し、好調なスタートを切った。
B-SUVセグメントの新基準を示した同車は、最新テクノロジーと誰もがジープと分かる伝統のスタイルを単純に組み合わせただけでなく、近代のクルマらしいドライビング エクスペリエンスも提供する。
また搭載されるパワーユニットは、新たなe-Hybridと、近々リリースが控えている4xeモデルが追って導入されることで、3種類のエンジン、2種類のトランスミッション、更に全輪駆動モデルが追加され、ジープ アペンジャーの購入ユーザーに、好みのクルマを選ぶという選択の自由を提供できるようになる。
この新世代車についてジープ ブランドの欧州エリア責任者のエリック・ラフォージ氏は、「これまでに記したジープ アベンジャーの目覚ましい成功は、単なる集計表の数字として片付けられる類いのものではありません。
現段階で10万件の顧客注文を積み上げたアベンジャーは、同ブランドが来るべき未来のジープの新基準を再定義を示したものであり、この新しい基準は今後の残り続けていくB-SUVセグメントというカテゴリに於いて、今後も消えることのない未来の足跡を今に示したものであると言えるでしょう。
そんな記念すべきマイルストーンの達成は、ジープバッジを冠した初の完全電動車として持続可能性を伴った確かな歩みを記したものであるとも言えます。
それは我々が今後も、未来永劫ジープブランドに取り組んでいくという強い意欲と姿勢を示したものであり、併せてジープブランドを持続可能なモビリティソリューションへと転換させていくという想いの強さを示しています。
そこで我々は、ジープを愛するお客様が、将来的にピュア電動車の世界へシームレスに移行できるよう、新たなAvenger e-Hybrid(アベンジャー・Eハイブリッド)を発表しました。
高度な48 ボルト・ハイブリッドシステムを搭載したアベンジャー・Eハイブリッドは、新たなパワーユニットが発揮する電動体験を経験したいお客様にピュア電動車ならではのドライビングフィールを提供します。
そのパワートレインは、100HPの内燃エンジンと21kWの電気モーターを組み合わせ、これに6速デュアル クラッチ オートマチック トランスミッションを介してアペンジャーの車体を加速させます。
このアベンジャー・Eハイブリッドをご選択頂くことは、未来の電動車への移行をお約束するジープからの新提案であり、実際CO2排出量の大幅な削減も期待頂けるものです。
そんなアベンジャー・Eハイブリッドには、ドライビングシート下付近に0.9kWhのリチウムイオンバッテリーが搭載されていることから、キャビンスペース自体の広さはガソリンモデルと同じです。
ドライビング中は、常にリアルタイムで運転状況をお知らせし、バッテリー充電レベルを筆頭とする監視パラメータに基づき、車両の推進力をインテリジェントに切り替えることで、多様な運転シナリオに対応。一貫して優れたパフォーマンスを提供します。
このインテリジェントシステムは、始動時には静かな全電気モードで走り出し、巡航速度では効率的なハイブリッドモードで走行。いざという時の加速時には内燃エンジンのパワーを使用して思いのままのパワーフィールが愉しめます。
更に2024年第4四半期までには4xeモデルも追加されます。このジープ アベンジャー4xeの導入はジープブランドにとっても重要なマイルストーンとなります。
このモデルは、ハイブリッドシステムの利点と最先端の全輪駆動テクノロジーを組み合わせたものであり、その中心となるのは136馬力を生み出す1.2リッターターボエンジンとフロントとリアの双方に21kW電気モーターを搭載した48Vハイブリッドシステムであることです。
このシステムは、6速デュアルクラッチオートマチックトランスミッションと組み合わせることで電気モーターを介した低速での完全電動走行を可能にします。
加えて同車両は、スポーツモードのEブースト機能も備えており、ジープ愛好家が期待するスリリングなパフォーマンスを強化します。その際、4xe パワートレインは優れたパフォーマンスを発揮し、最高速度は194km/hに達します。
ジープ アベンジャーは、今後も進化し続ける旅に終わりはありません。ジープ アベンジャー 4xeの近々の発売とハイブリッド技術の継続的な進歩により、現代のドライバーの要求に応えるだけでなく、欧州におけるジープ ブランドの未来を形作っていくことになります」と結んでいる。