「ジャパンキャンピングカーショー2020」が1月31日(金)〜2月2日(日)の3日間、幕張メッセ国際展示場1〜4ホールにて開催される。出展台数は300台以上、展示面積は1〜4ホールと過去最大の展示面積で展開され、2020年最新・人気モデルなどが一堂に集結する国内最大級のキャンピングカーイベントとなっている。
2019年7月に公開された日本RV協会の調査によると、キャンピングカーの国内総保有台数は、2005年の約5万台から年々堅調に増加し、11万台を突破した。また、販売総額も年々増加し、2018年は過去最高の約458億円となっている。
キャンピングカー市場の拡大の要因は近年の第二次キャンプブームの到来の影響だろう。90年代後半の第一次のブームは2000年代に入り、日本の景気と共に下火となっていったが、近年では、SNSの発達やネット通販の普及、グランピングの影響などを背景に再びブームが到来している。
これまで展示会では、商品展示を中心に展開していたが、キャンピングカー市場の盛り上がりを受け、今回は開催以来初めて、キャンピングカーでお出かけした先での“趣味”や“遊び”の体験やライフスタイル提案を行う体験型エリアを第4ホールに新設した。
星空観測をテーマにした「宙(そら)キャンプゾーン」や、スキー場情報や雪山を走ることができる車両展示等を行う「スノーフィールドゾーン」、主に釣りに特化した車両を展示する「フィッシングゾーン」等、5つのゾーンを設置する。
合わせて、夕方以降に屋外で実際に天体望遠鏡や双眼鏡を使用して行う「天体観測」、どこでも満天の星や天の川が見られる「プラネタリウムテント」を活用したミニプラネタリウム体験、ミニボルダリングウォールやスラックライン体験、自分だけのオリジナル望遠鏡を作る「手作り望遠鏡ワークショップ」など、家族揃って楽しめるコンテンツを用意し、キャンピングカーの機能そのものより、使用するシーンを想像させる展示となっている。
その他、約100施設のキャンプ場や快適に安心して車中泊が出来る場所「RVパーク」、観光施設などお出掛け先を紹介するコーナー「キャンピングカーパーク」や、車両1台で一般家庭の約4日分の電源供給が可能な車両の展示など“防災”に特化したブースも展開予定だ。
第8回キャンピングカーアワード受賞者の女優の福原遥さんや、キャンピングカーアンバーサダーの田中美奈子さん、岡田太郎さん夫妻によるトークショーも開催され、様々な側面からキャンピングカーの魅力を発信していく。
【「ジャパンキャンピングカーショー2020」開催概要】
– 会期:2020年1月31日(金)〜2月2日(日)
– 会場:幕張メッセ 国際展示場1〜4ホール(千葉県千葉市美浜区中瀬2−1)
– 内容:キャンピングカーの展示・販売、企業情報コーナー、各種物販、アウトドア用品の展示・販売、ステージイベント他
– 公式HP:https://www.jrva-event.com/jccs/