一般社団法人日本自動車連盟(JAF)京都支部は4月14日、参加体験型安全運転実技講習会「ドライバーズセミナ― シニアコース(半日)」を5月8日に開催すると発表した。
講習会は、50歳以上のベテランドライバーが対象。京都府交通安全協会自動車練習場(京都市伏見区)にて全日本交通安全協会と共催で開催される。
警視庁の統計によると、交通事故全体に占める高齢運転者(65歳以上、第1当事者)が関与した事故割合は年々増加傾向にあり、2019年は2010年に比べて約1.4倍となっている。
JAFは、こうした現状を踏まえ、50歳以上のベテランドライバーに、カリキュラムを通じて自らの身体能力の変化を認識し、安全に長く運転を続けてもらうことを目的に講習会を開催するとしている。
■実施概要
– 日時:2021年5月8日(土)12:00~16:00
– 場所:京都府交通安全協会自動車練習場(京都市伏見区)
– 内容:
・車の死角(乗用車の運転席からの死角を確認)
・パイロンスラローム(乗車姿勢、ハンドル操作、走行コースなどをチェック)
・急ブレーキ体験(乾路面での急ブレーキ体験)
・見通しの悪い交差点の通過方法(安全な通過方法を確認)などを予定
– 参加台数:事前募集による10台予定(マイカーでの体験)
– 主催:全日本交通安全協会、日本自動車連盟
– 後援:警察庁、国土交通省、京都府警察本部
– ホームページ:https://jaf.or.jp/common/area/2021/kansai/kyoto/seminars/senior-drivers-school/0508-01