世界的な調査・コンサルティング機関である米J. D. Powerの日本法人、J.D.パワージャパンは、11月14日、自動車産業の未来に関する講演会やパネル・ディスカッション、同社独自の自動車業界ベンチマーク調査で1位を受賞したブランド表彰等を行う「J.D.パワー オートサミット」を開催した。
クルマの未来に関しセミナー開催
東京都のザ・キャピトル東京を会場に、自動車業界の関係者が多数参加した同イベント。第一部では、「Mobility Disruptors(モビリティの破壊者たち)」と題した講演会やパネル・ディスカッションが行われた。
当日は、まず自動車評論家の桃田健史氏が「クルマの未来」というテーマで特別講演を実施。
国際的レースや数々の自動車開発等に携わり、現在は日米をはじめ欧州やBRICS(新興国)、東南アジアにおける自動車産業やエネルギー、IT関連を取材する同氏。その豊富な経験から、「100年に一度の変革期」と言われる自動車業界で近年大きく注目されているキーワードについて持論を展開した。