そんな『Nissan GT-R50 by Italdesign』のフロントには、ほぼ車両の幅いっぱいに広がる個性的なゴールドのインナーパネルを採用している。
ボンネット上にはパワーバルジが鎮座し、シャープなLEDヘッドライトがホイールアーチから冷却用のインテーク上端へ向け配されている。
サイドデザインでは、ベース車よりルーフラインを54mm低くめられた。またルーフの中央部が低く外側が少し高いことで、筋肉質な印象を与える。
フロントフェンダーのエアアウトレットは「サムライブレード」を名付けられ、ドア下方部からショルダーラインまで配され、ゴールドカラーの嵌め込み加工が施された。
またショルダーラインは、リアウィンドウ下部に向かってテーパーがかかっており、トランクリッドへ収束する。リアウィンドウラインはベース車より長く・深くなった。
リヤは、リヤホイール周りの頑丈で力強いフレアーがトレッドの広さを印象づけるデザインとなっている。
GT-Rの特徴である丸型テールライトは、空洞を囲む細いリングのようなデザインで、トランクの中心とアウターパネルをつないでフロートしているかのような構成になっており、イタルデザイン的にテイストを感じさせる。
足回りではフロント21 x 10インチ 、リヤ 21 x 10.5インチの専用デザインホイールを装着。タイヤはミシュランのパイロットスーパースポーツタイヤ(フロント255/35 R21、リヤ285/30 R21)としている。
「リキッドキネティックグレイ」塗装仕上げのエクステリアカラーリングは、50周年記念として「エナジェティックシグマゴールド」をアクセントとした。