この50周年記念のGT-Rについて日産のグローバルデザインを担当する専務執行役員のアルフォンソ・アルバイサ氏は、「『何の制約もなくGT-Rをつくったらどうなるだろう』とこれまで何度考えたことでしょう。
今、それを実現できるのです。これは2つの大きな瞬間が交差するまたとない機会でした。
自動車業界に大きな足跡を残してきたイタルデザインが50周年を迎え、ワクワクさせる興奮を生み出し続けてきた日産のGT-Rも50周年を迎えます。この2つの瞬間を祝うため、日産とイタルデザインは本プロトタイプを生み出しました。
但しこのモデルは次期型のGT-Rではありません。日産の技術力と日本のデザイン、そしてイタリアのコーチビルディングを結集して、両社の50周年を刺激的にクリエイティブな形で祝福したものなのです」と話している。
車両発表に至る迄の期間で、イタルデザインはプロトタイプ車の開発、設計、製造を手掛け、内装・外装デザインはロンドンの日産デザインヨーロッパと、日産デザインアメリカが担当した。