いすゞ自動車は9月24日、PPV(Passenger Pickup Vehicle)「MU-X」が、新型車を対象に安全性能を総合評価する「ANCAP(Australasian New Car Assessment Program)」において、2020年新プロトコルによる5☆を獲得したことを発表した。
今回豪州へ投入した新型MU-Xは、2020年9月にANCAP5☆を取得した小型ピックアップ・トラックのD-MAXと同様、いすゞ先進運転支援システムADAS(Advanced Driver Assistance System)を搭載、リアルワールドでの障害物検知にすぐれたステレオカメラにより、昼夜問わず安定した運転支援を実現する。更に衝突時の二次被害軽減のため、マルチコリジョンブレーキ機能等の最新安全装備を採用したことから、ANCAPにおいて高い安全性を評価された。
同社は、2021年8月に輸出を開始した豪州に続き、その他の国々へも順次展開していくとしている。
■ADAS(Advanced Driver Assistance System)機能一覧
前方衝突警報/衝突被害軽減ブレーキ/交差点警報/標識認識機能/インテリジェントスピードリミッター/マニュアルスピードリミッター/ふらつき警報/車線逸脱警報/車線逸脱抑制機能/レーンキープアシスト/エマージェンシーレーンキープ/ブラインドスポットモニター/マルチコリジョンブレーキ/リヤクロストラフィックアラート/オートマチックハイビーム/アダプティブクルーズコントロール/AT誤発進抑制機能