世界初公開のBEVフルフラット路線バス「ERGA EV」
カーボンニュートラルの実現を目指し、2024年度中の発売を計画
いすゞ自動車(本社:神奈川県横浜市、社長COO:南真介)は10月25日、ジャパンモビリティショー 2023(JMS2023/一般公開日10月28日~11月5日)でバッテリーEV(BEV)フルフラット路線バス「ERGA EV」を世界初公開した。
このERGA EVは、フロアのフルフラット化により、乗客の安全性を大幅に向上させており、環境面への貢献にとどまらない、未来の公共交通を体現する車両として、2024年度中の発売を目指している。
ERGA EVは、カーボンニュートラル(CN)社会の実現のため、いすゞが初めて開発したBEVフルフラット路線バス。
ディーゼルエンジンを搭載した従来のノンステップバスと同等の乗降性を確保した上で、BEV化によるレイアウトの自由度を生かして車室内後部の段差をなくし、フロアのフルフラット化を実現。
すべての座席に段差なくアクセスできるよう座席を配置することで、車内移動の完全バリアフリー化を図った。さらにスムーズな加減速と低振動・低騒音で、乗客の安全性と快適性を向上させており、これらを通じて車内事故ゼロを目指す構え。
同社では、「ヒトとモノがいつでも、どこへでも、自由に行き来する。安全で、快適で、人にやさしく、便利に。いすゞグループは、ヒトやモノを中心に据えた人流・物流を実現する商品やサービスを多く生み出すことで、未来の人々の豊かな暮らしに貢献してまいります」と話している。
<いすゞ・UDトラックス出品物一覧>
充電済みのバッテリーと素早く交換できるバッテリー交換式ソリューションを反映させた〝EVision Cycle Concept(ソリューション展示/ワールドプレミア/参考出品)〟、充電に係る待機時間の短縮だけでなく、積載量や走行距離に応じた蓄電池個数を柔軟に選択できる他、トラック間のバッテリーシェアによる資源活用や再生可能エネルギー活用など社会課題解決に貢献するものとなっている。
ERGA FCEV(車両展示/ワールドプレミア/参考出品)
出展:JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)
東京ビッグサイトブースNo.:東1ホール EC01(いすゞ・UDトラックス共同出展ブース)
URL:
https://www.isuzu-ud-jms2023.com/