いすゞ自動車(以下「いすゞ」)は2月14日、国際的に影響力のある国際環境非営利団体CDPより、2021年の「サプライヤー・エンゲージメント評価(SER)」において、最高評価である「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー・ボード」に認定されたと発表した。
調査対象となった企業は約13,000社を超え、その内「リーダー・ボード」に認定されたのは世界で500社超、日本で105社であった。なお、いすゞが「リーダー・ボード」に認定されるのは、昨年に続き2年連続となる。
CDP「サプライヤー・エンゲージメント評価」では、気候変動に対する企業の取り組みについて「ガバナンス」「目標」「スコープ3管理」「サプライヤーとの協働」の4つの分野から評価される。今回、いすゞが「リーダー・ボード」の認定を受けたのは、商品生産から廃棄までのライフサイクル全体を通じたCO2削減活動に取り組む姿勢や、気候変動リスク対応、そしていすゞが納入を受けるサプライヤーとのエンゲージメントが評価されたもの。
いすゞは、2050年の社会が豊かで持続可能であるために、いすゞグループが環境面で目指すべき姿を明確にした「いすゞ環境長期ビジョン2050」を策定し、2020年3月に公表した。また、2021年5月に策定した「中期経営計画2024」においては、「ESG(環境・社会・ガバナンス)を視点とする経営への進化」を重点課題と定めている。