トヨタ紡織は8月19日、同社が開発したシート、内装品などが、トヨタ自動車の新型車アクアに採用されたと発表した。
1.内装
【リヤシートバック格納型トノカバー】全グレードにディーラーオプション設定
トノカバーは、車室内の後部座席とラゲージルームを隔離するパネルで、ラゲージルームの荷物を目隠しする。背が高い荷物をラゲージルームに載せる際に取り外して使用することが多いため、リヤシートバック裏に収納スペースを設けることで、トノカバーの置き場所に困ることなく、荷物をラゲージルームにスムーズに積載可能となり、利便性向上に貢献している。
2.シート
【運転席イージーリターン機能】G,Xグレードにメーカーパッケージオプション設定
運転席の足元スライドレバーで好みのシートポジションを記憶しておき、乗車の際、シート横のメモリーレバーを操作することで、前回記憶した位置へ簡単に復帰できる機能。特に、小柄な人など乗車するたびにシートをスライドして位置を調整する人に便利な機構で2020年2月に発売されたトヨタヤリスに続き、新型車アクアにも搭載されている。
3.そのほか搭載された製品
ハイブリッドシステム用モーターコア、ドアトリム、天井、エアクリーナー、キャビンエアフィルター、オイルフィルター など
ハイブリッドシステム用モーターコア
(独自の高精度・高速プレス加工技術で、モーターコアの生産を担当)