ナイルは1月11日、イベントデータレコーダー(Event Data Recorder、以下「EDR」)、バックカメラについて、全国の男女に実施した調査の結果を発表した。
2022年7月から、ブレーキの使用や車の衝撃、ハンドル操作時点の速度など運転履歴を記録する装置EDRの新車への搭載が義務化される。また、5月からはバックカメラも搭載義務化されるなど、自動車生活への技術的サポートがますます進んでいく。
ナイルが運営する定額カーリース「おトクにマイカー 定額カルモくん」では、 全国の男女に対し、EDRやバックカメラについての認知度や安全への意識についてインターネット調査をおこなった。
■調査結果概要
・新型車へのEDR、バックカメラ搭載義務化に対する認知度は、ともに2割程度
・EDRを買い替えで付けたいと考えている人は67.9%
・バックカメラについては「死角がない」「駐車しやすい」など便利だと感じている人が多数
■調査概要
調査対象:全国の男女1,294人
調査期間:2021年12月1日~12月12日
調査内容:Q1:新型車への EDR装備義務化は知っていますか?/ Q2:義務化を機にEDR搭載車に買い替えたいですか? /Q3:新型車へのバックカメラの搭載義務化は知っていますか?/Q4:今持っている車にはバックカメラは搭載されていますか?
■調査結果詳細
2022年7月から車両の事故情報を記録する新型車へのEDR装備義務化について知っているかという質問に対して「知らない」と答えた人が 78.4%と、認知度は低い結果となった。
「搭載車に買い替えたい」と回答した人は67.9%、「搭載車への買い替えはせず、後付けで設置したい」は32.1%と、義務化については認知していない人が大多数を占めたが、EDR搭載車へのニーズは高いという結果になった。
2022年5月からは、バックカメラも新型車への搭載が義務化となる。これについても「知らない」と答えた人が78.4%と大多数を占めた。知っていると回答した人は21.6%であった。
自家用車にバックカメラが搭載されているか否かについては「搭載されている」と回答した人は57.1%、「搭載されていない」が42.9%となった。また、すでにバックカメラが付いているという人に、どんなところに便利さを感じるかと聞いたところ、「死角がない・よく見えるから」「駐車・バックの際に便利だから」など、運転サポートとして楽だという回答や、「事故防止につながり安心だ」という意見が多く見られた。