FCAジャパンは6月2日、Jeep®(ジープ)のコンパクトSUV「Compass(コンパス)」を改良し、2021年6月26日(土)より発売すると発表した。
ジープ・コンパスは2012年、コンパクトSUVの人気の急騰に先駆けて誕生。2017年には2代目へと進化した。
今回のマイナーチェンジでは、特に内装のデザインを全面的に見直すと共に、インフォテインメントシステムや安全機能を大幅に充実させている。
ラインアップは従来同様、「Sport(スポーツ)」、「Longitude(ロンジチュード)」、「Limited(リミテッド)」の3グレードが設定され、メーカー希望小売価格(消費税含む)は、3,460,000円からとなる。
■エクステリア
フロントとリアを中心にデザインを刷新。ジープを象徴するセブンスロットグリルの下に車幅一杯に広がる直線的な開口部が設けられた。
ヘッドライトは従来のキセノン式に比べて約2倍の明るさを誇るフルLEDヘッドライトが全車に標準装備。この新しいヘッドライトにはデイタイムランニングライトが内蔵され、被視認性を高めると共に、精悍な佇まいを演出する。リアについてもLEDライトを採用、リアコンビネーションランプやバンパーガーニッシュの意匠を見直し、フロントに共通する特徴が与えられている。
■インテリア
今回のマイナーチェンジで特筆すべきインテリアのデザインでは、横方向にシームレスなデザインを採用。インストルメントパネルを始め、センターディスプレイ、センターコンソール、ドアパネルまで一新した。
ダッシュボード中央のセンターディスプレイには、第5世代のUconnect® 5を搭載した10.1インチ(スポーツでは8.4インチ)の大型タッチスクリーンを採用。またメータークラスターには、フルカラー10.25インチマルチビューディスプレイ(スポーツでは7インチ)を採用している。なお、センターコンソールの収納スペースは、容量が2倍以上となった。
■安全装備
今回のマイナーチェンジでは、安全・快適機能も最新のシステムへとアップデートされた。新装備として、前面衝突警報、歩行者・サイクリスト検知機能付衝突被害軽減ブレーキ、ブラインドスポットモニター、従来の車線逸脱警報に加え、死角にいる併走車との衝突回避を図るためにステアリングを自動補正する、ジープ初となるアクティブ・レーン・マネジメントシステムを全グレードに標準設定している。
■価格(消費税込)
– Sport:¥3,460,000
– Longitude:¥3,850,000
– Limited:¥4,350,000