センサーを装備したヘッドライトも展示
同社ブースでは、他にも自動運転化を見据えた「センサー内蔵ヘッドライト」も展示。
これは、自動運転車が周囲の状況を検知するために不可欠なセンサー類やカメラをヘッドライト内部に装備したもので、同社が持つヘッドライトユニットの薄型化技術を活用した技術だ。
ミリ波レーダーを搭載したデモ機は、通常のヘッドライトとサイズや見た目などが変わらず、違和感は全く感じさせない。
この技術が実用化されれば、センサーやカメラが雨や雪、埃などから守られるため、本来の性能を発揮しやすくなることが考えられる。また、フロントバンパーやグリルなどに搭載する必要がないため、車両デザインの自由度があがることもメリットになる。
同社では、今後、LEDが発する熱がセンサーやカメラへ与える影響などを検証し、実用化のための開発を進めていく方針だ。
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