ヒョンデ車の独立型のショールーム店舗としては日本初の拠点に
ヒョンデ モビリティ ジャパン(Hyundai Mobility Japan)は5月15日、北陸で初めてのショールーム拠点となる「Hyundai Mobility Lounge富山(ヒョンデモビリティラウンジ富山)」をオープンした(5月7日)。
このHyundai Mobility Lounge富山は、自社が販売するZEV(Zero Emission Vehicle/走行時に⼆酸化炭素等の排出ガスを出さないEVやFCEV等の総称)へのニーズを持つ顧客へのサポートを目的としたショールームで、「Hyundai Mobility Lounge」としては東京ベイ東雲、京都四条、東京丸の内に次いで国内4店舗目、独立型の店舗としては初の店舗となる。
同拠点は、これまでHyundaiのアフターセールス拠点として北陸エリア周辺のHyundai車両の整備を行ってきた、杉政貿易と連携した新たなショールームとしてHyundaiにまつわる全ての体験をシンプルかつ機能的にできる空間として設計されたという。
そもそも杉政貿易はHyundai製・商用車の取り扱いで深い協力関係があり、加えて杉政貿易とHyundaiは、今年2月には富山県舟橋村と『電気自動車を活用した災害連携協定』を締結している。
上記の協定の詳細は、Hyundaiの新たなカーシェアリングサービス「MOCEAN BIZ」を舟橋村へ導入・設置。平日は舟橋村が公用車としてEVを活用し、土日祝日は地域住民がカーシェアリングとして活用できる仕組みとなっている。
併せて舟橋村への「MOCEAN BIZ」導入・設置を契機に、舟橋村で地震や台風などの災害で大規模停電が発生した際には、杉政貿易とHyundaiが、IONIQ 5のV2L (Vehicle to Load)機能を使い、非常用電源車として舟橋村内の災害対策本部や避難所へ「MOCEAN BIZ」のシェアリング車両や追加車両を提供・支援する自治体貢献も行われる。
従って杉政貿易は今回、Hyundai製乗用車の新ショールーム開設・管理に伴い、Hyundaiブランドのフルラインナップ車を取り扱う販社として、正式に新たなスタートを切る形となり、富山の地域ユーザーが、いつでも気軽にHyundaiの車両を検討できるよう「IONIQ 5」や「KONA」の車両展示、試乗体験、オンライン購入のサポート、納車、整備等まで全てのサービスを提供していく。
なおHyundaiが北陸へ、初のショールームをオープンした理由のひとつは「IONIQ 5」が雪にも強いAWDモデルを配していることなどがある。そこで当地ではIONIQ 5が、明るく広く開放的な室内空間を持つこと。車内外で電気機器が使用可能なV2L(Vehicle to Load)を備えていることなどを踏まえ、アウトドアでもフレキシブルに活躍をできる点をアピールしていくという。
また「KONA」についても、同じくV2Lを標準装備し、かつ日常のドライブをサポートする様々な最新世代の先進運転支援システムを採用している点などを、北陸エリアのユーザーにアピールしていく構えだ。
加えて新拠点の開設に合わせて杉政貿易とHyundaiは、「Hyundai Mobility Lounge富山」オープニング試乗会を来たる5月18日(土)と19日(日)に実施する。
試乗イベントでは「IONIQ 5」「KONA」や「NEXO」など、Hyundaiの全てのZEVが試乗できる。同日の試乗者には、Hyundaiグッズを進呈すると共に、来場者に地元で著名な「アンドライフカフェ」のスムージーが提供される。
開催日時:2024年5月18日(土)、19日(日)
開催時間:9:00-18:00
試乗車:
– IONIQ 5
– KONA
– NEXO
「Hyundai Mobility Lounge富山」
所在地:930-0985 富山県富山市田中町1丁目126号
営業時間:9:00-18:00
定休日: 毎週月曜・日曜(第3・第5日曜を除く)・祝日