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2024年5月15日【新型車】

ヒョンデ、北陸初の独立型ショールームを富山で開設

坂上 賢治

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ヒョンデ車の独立型のショールーム店舗としては日本初の拠点に

 

ヒョンデ モビリティ ジャパン(Hyundai Mobility Japan)は5月15日、北陸で初めてのショールーム拠点となる「Hyundai Mobility Lounge富山(ヒョンデモビリティラウンジ富山)」をオープンした(5月7日)。

 

このHyundai Mobility Lounge富山は、自社が販売するZEV(Zero Emission Vehicle/走行時に⼆酸化炭素等の排出ガスを出さないEVやFCEV等の総称)へのニーズを持つ顧客へのサポートを目的としたショールームで、「Hyundai Mobility Lounge」としては東京ベイ東雲、京都四条、東京丸の内に次いで国内4店舗目、独立型の店舗としては初の店舗となる。

 

同拠点は、これまでHyundaiのアフターセールス拠点として北陸エリア周辺のHyundai車両の整備を行ってきた、杉政貿易と連携した新たなショールームとしてHyundaiにまつわる全ての体験をシンプルかつ機能的にできる空間として設計されたという。

 

 

そもそも杉政貿易はHyundai製・商用車の取り扱いで深い協力関係があり、加えて杉政貿易とHyundaiは、今年2月には富山県舟橋村と『電気自動車を活用した災害連携協定』を締結している。

 

上記の協定の詳細は、Hyundaiの新たなカーシェアリングサービス「MOCEAN BIZ」を舟橋村へ導入・設置。平日は舟橋村が公用車としてEVを活用し、土日祝日は地域住民がカーシェアリングとして活用できる仕組みとなっている。

 

併せて舟橋村への「MOCEAN BIZ」導入・設置を契機に、舟橋村で地震や台風などの災害で大規模停電が発生した際には、杉政貿易とHyundaiが、IONIQ 5のV2L (Vehicle to Load)機能を使い、非常用電源車として舟橋村内の災害対策本部や避難所へ「MOCEAN BIZ」のシェアリング車両や追加車両を提供・支援する自治体貢献も行われる。

 

 

従って杉政貿易は今回、Hyundai製乗用車の新ショールーム開設・管理に伴い、Hyundaiブランドのフルラインナップ車を取り扱う販社として、正式に新たなスタートを切る形となり、富山の地域ユーザーが、いつでも気軽にHyundaiの車両を検討できるよう「IONIQ 5」や「KONA」の車両展示、試乗体験、オンライン購入のサポート、納車、整備等まで全てのサービスを提供していく。

 

なおHyundaiが北陸へ、初のショールームをオープンした理由のひとつは「IONIQ 5」が雪にも強いAWDモデルを配していることなどがある。そこで当地ではIONIQ 5が、明るく広く開放的な室内空間を持つこと。車内外で電気機器が使用可能なV2L(Vehicle to Load)を備えていることなどを踏まえ、アウトドアでもフレキシブルに活躍をできる点をアピールしていくという。

 

また「KONA」についても、同じくV2Lを標準装備し、かつ日常のドライブをサポートする様々な最新世代の先進運転支援システムを採用している点などを、北陸エリアのユーザーにアピールしていく構えだ。

 

加えて新拠点の開設に合わせて杉政貿易とHyundaiは、「Hyundai Mobility Lounge富山」オープニング試乗会を来たる5月18日(土)と19日(日)に実施する。

 

試乗イベントでは「IONIQ 5」「KONA」や「NEXO」など、Hyundaiの全てのZEVが試乗できる。同日の試乗者には、Hyundaiグッズを進呈すると共に、来場者に地元で著名な「アンドライフカフェ」のスムージーが提供される。

 

開催日時:2024年5月18日(土)、19日(日)
開催時間:9:00-18:00
試乗車:
– IONIQ 5
– KONA
– NEXO

 

「Hyundai Mobility Lounge富山」
所在地:930-0985 富山県富山市田中町1丁目126号
営業時間:9:00-18:00
定休日: 毎週月曜・日曜(第3・第5日曜を除く)・祝日

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。