公益社団法人自動車技術会は5月17日、「自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2021オンライン」(2021年5月26日~7月30日)の開催を発表した。
イベントは自動車産業の第一線で活躍するエンジニアのための自動車技術専門展として1992年に始まり、今回は初のオンライン開催となる。
なお、併催する2021年春季大会(オンライン開催)では、学術講演会・学生ポスターセッションを開催する。
今回の「人とくるまのテクノロジー展」では、産業活動が地球環境に及ぼす影響の全体像と世界の動きを出発点に、より快適で地球にやさしい持続可能な社会を築くため、自動車技術の進むべき方向について紹介する。
地球環境を維持するための、新たなエネルギー社会の構築に貢献する自動車技術と、安心・安全で豊かな生活を支えるモビリティ技術を展望。また、時事的背景を考慮し、現在のコロナ禍においてのモビリティの在り方に対する取り組みにも触れ、ニューノーマル時代に適応したモビリティ技術も紹介していく。
展示協力企業(五十音順)
株式会社アイシン/株式会社 IMUZAK/大阪大学モビリティシステム共同研究講座/CHAdeMO協議会/東大グループ(東京大学、株式会社ブリヂストン、日本精工株式会社、ローム株式会社、東洋電機製造株式会社)/トヨタ自動車株式会社/豊田通商株式会社/日本板硝子株式会社/日野自動車株式会社/福島県浪江町/古河電気工業株式会社/一般社団法人UTMS協会/理化学研究所&神戸大学/株式会社リコー
主催者企画講演
日時:2021年5月26日(水)~7月30日(金)の期間中(予定)
主催者企画のテーマに沿った業界での取り組みや動向について、その道の専門家が語る。
新車開発講演
– 日時:2021年5月26日(水)~7月30日(金)の期間中(予定)
最新車の開発秘話や開発に注いだ情熱や想いを、開発者が語る。
自動車技術会「学生フォーミュラ日本大会」出展
学生フォーミュラ日本大会は、自動車技術会が主催している学生の自作によるフォーミュラスタイルのレーシングカーの競技会。学生フォーミュラOB(現役の学生)が制作した、大会会場をバーチャルで再現するシミュレーターを紹介する。なお、シミュレーター開発データは、GitHubで公開されており、誰でも利用可能だ。